Category: カメラ
クラシックカメラマン75
昨日の天皇杯準々決勝、アントラーズはガンバに敗れましたが、J2チャンピオンのベガルタは、なんとJ1準優勝、日本で二番目に強いはずのフロンターレに勝利。
ものすごい試合でした。
スポーツに限りませんが、人間の気合、チームのモチベーションは、技術や戦術を超える力を発揮させることが出来る、という現実をしみじみ感じることが出来ました。
だから、監督の存在、サポーターの声援が重要になるのですね。
今年のリーグでフロンターレより上のチームは、アントラーズだけ。準決勝ガンバ戦が楽しみです。

今日は、オリンパスペンを紹介します。

いわゆる、バカチョンカメラの代表格ですね。

これは祖父の形見、ペンEE-2、1968年製です。
フィルムを入れて、感度を合わせれば、後はシャッターを押すだけ。

バカチョンの語源についてウイキペディアによると、
語源には下記のような説がある。
1. 英語のフール・プルーフの訳語で、「カメラの使い方を知らなくても、絞りやシャッタースピードの調整を気にせず使えるカメラ」つまりプログラムEE(当時の呼称。現在のプログラムAE)つきの、「ばかでもちょんでも使えるカメラ」という意味。
2. バケーションカメラのローマ字綴り (vacation camera) を日本語読みしたという説、あるいは英語発音の聴き取り間違い。
3. 絞り等の専門知識を要することなく、「バカでも(シャッターを)チョンと押せば撮影できる」の意

1の説について、「『ちょん』が朝鮮人に対する蔑称である『チョン』『チョン公』の事を指している」という見方が広まったことから、「バカチョンカメラ」の呼称は使用が自粛されるようになった。しかし、実際の「バカチョン」で使用されている「ちょん」は、つまらない人・取るに足らない人のことを拍子木の音になぞらえた蔑称であり、日本語として古くから使われている。語源的には朝鮮人を蔑む意味は特にない(大辞林 第二版 用例「ばかだの、ちょんだの」参照)。

こちらは1962年発売の、ペンDになります。
EE-2のレンズは、28mm/F3.5でしたが、Dでは32mm/F1.9と豪華版。

ピントも、絞りも、シャッタースピードも合わせなければなりません。

距離計はないので、ピントは目測ですが、露出計は付いています。

このメーターで、いわゆるライトバリュー(LV)値を測り、それが10ならば、レンズの周りにある絞りとシャッターの設定で、この場合は、10に合わせるんです。
このまま絞りとシャッタースピードのノブを一緒にを回すと組み合わせが変わります。
例えば、F2.8 にして、1/125秒なら、動いているもののブレを減らせますが、被写界深度が浅くなって、前や後ろがボケるのに対し、F8にして、1/15秒にセットすれば、深度が深くなって、手前から奥までピントが合う範囲が広がりますが、ブレ易くなる訳です。

そんな風に遊び心をくすぐられる要素があるんですね。
ちっちゃいけど、Dのリアパネル、裏蓋の開閉は、ContaxやLeica CLと同じ方式ですよ。

本物の証です。

初心者向けといわれる、ペンにもこんなカメラがあったんです。

ものすごい試合でした。
スポーツに限りませんが、人間の気合、チームのモチベーションは、技術や戦術を超える力を発揮させることが出来る、という現実をしみじみ感じることが出来ました。
だから、監督の存在、サポーターの声援が重要になるのですね。
今年のリーグでフロンターレより上のチームは、アントラーズだけ。準決勝ガンバ戦が楽しみです。

今日は、オリンパスペンを紹介します。

いわゆる、バカチョンカメラの代表格ですね。

これは祖父の形見、ペンEE-2、1968年製です。
フィルムを入れて、感度を合わせれば、後はシャッターを押すだけ。

バカチョンの語源についてウイキペディアによると、
語源には下記のような説がある。
1. 英語のフール・プルーフの訳語で、「カメラの使い方を知らなくても、絞りやシャッタースピードの調整を気にせず使えるカメラ」つまりプログラムEE(当時の呼称。現在のプログラムAE)つきの、「ばかでもちょんでも使えるカメラ」という意味。
2. バケーションカメラのローマ字綴り (vacation camera) を日本語読みしたという説、あるいは英語発音の聴き取り間違い。
3. 絞り等の専門知識を要することなく、「バカでも(シャッターを)チョンと押せば撮影できる」の意

1の説について、「『ちょん』が朝鮮人に対する蔑称である『チョン』『チョン公』の事を指している」という見方が広まったことから、「バカチョンカメラ」の呼称は使用が自粛されるようになった。しかし、実際の「バカチョン」で使用されている「ちょん」は、つまらない人・取るに足らない人のことを拍子木の音になぞらえた蔑称であり、日本語として古くから使われている。語源的には朝鮮人を蔑む意味は特にない(大辞林 第二版 用例「ばかだの、ちょんだの」参照)。

こちらは1962年発売の、ペンDになります。
EE-2のレンズは、28mm/F3.5でしたが、Dでは32mm/F1.9と豪華版。

ピントも、絞りも、シャッタースピードも合わせなければなりません。

距離計はないので、ピントは目測ですが、露出計は付いています。

このメーターで、いわゆるライトバリュー(LV)値を測り、それが10ならば、レンズの周りにある絞りとシャッターの設定で、この場合は、10に合わせるんです。
このまま絞りとシャッタースピードのノブを一緒にを回すと組み合わせが変わります。
例えば、F2.8 にして、1/125秒なら、動いているもののブレを減らせますが、被写界深度が浅くなって、前や後ろがボケるのに対し、F8にして、1/15秒にセットすれば、深度が深くなって、手前から奥までピントが合う範囲が広がりますが、ブレ易くなる訳です。

そんな風に遊び心をくすぐられる要素があるんですね。
ちっちゃいけど、Dのリアパネル、裏蓋の開閉は、ContaxやLeica CLと同じ方式ですよ。

本物の証です。

初心者向けといわれる、ペンにもこんなカメラがあったんです。

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Comments
PEN-Dですか
私の所有しているものと比べると、かなり後期のような気がします。セレンは動きますか?私のはとっくに露出計が動かなくなっています。キャノン7のセレンも駄目です。
日当たりの良い場所に置いておくと直るともいわれまっすが、試した事はありせん。
日当たりの良い場所に置いておくと直るともいわれまっすが、試した事はありせん。
太陽電池で
百日紅さん
露出計は動いていますよ。
精度は不明ですが。
CANON 7も確か大丈夫です。
http://pub.ne.jp/windpower/?entry_id=1524452
Retina Ⅲcのセンサーがいかれているので、直してみようとセレン素子の代替太陽電池は入手してあるのですが、未着手です。
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k123065199
露出計は動いていますよ。
精度は不明ですが。
CANON 7も確か大丈夫です。
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Retina Ⅲcのセンサーがいかれているので、直してみようとセレン素子の代替太陽電池は入手してあるのですが、未着手です。
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