Category: ドライブ
會津の二重螺旋
さてあづかった会津からの報告も最終回です。
シャワーを浴び、最後に残ったポロシャツを着てチェックアウト、幸いまだ日陰に停めてあったTTのエアコン全開で飯盛山へ向かいました。

白虎隊にちなんだ史跡が多い場所ですね。

しかし此処の、私が観たかった建物は、白虎隊とは関係ないみたい。

1796年ですから、幕末よりだいぶ前に建てられた、さざえ堂という建物なんです。

塗りもない、木造彫刻。

ちょっとガウディっぽいといえなくもありませんが、同じような精神構造の巨匠が設計したのかも。
割とゆるいホームページもあります。

例によってウィキペディアから無断引用。
栄螺堂(さざえどう)は、江戸時代後期の特異な建築様式の仏堂である。堂内は回廊となっており、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっている。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)というが、螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「サザエ堂」などと呼ばれる。

このような堂は江戸後期に東北~関東各地の寺院に建てられた。現存するものとしては、二重らせん構造をもつ福島県会津若松市の旧正宗寺三匝堂(きゅうしょうそうじさんそうどう)のほか、長勝寺(青森県弘前市)、長禅寺(茨城県取手市)、曹源寺(群馬県太田市)、成身院(埼玉県児玉町)、西新井大師(總持寺・東京都足立区)などの堂がある。

二重らせん構造を有する近代以前の建築物としては、世界では他にフランス、ロワール地方のシャンボール城内部にある、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計による二重螺旋階段が知られている。ダ・ヴィンチのアイデアが蘭書に掲載され、めぐりめぐって会津地方まで伝わったのではないかという説もあるが、物証は無く定かではない。

平面六角形の特異な建物である。概ね三層構造といえるが、内部には二重らせん構造の斜路が続き、右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々に存在する。入口から斜路を最上階まで上り、他者とすれ違うことなく、別の斜路を降りて出口から出ることができる。

かつてこの地にあった正宗寺の仏堂として、江戸時代後期の寛政8年(1796年)(『新編会津風土記』による)に当時の住職であった郁堂(いくどう)が建立したものである。当時は阿弥陀如来を本尊とし、斜路には三十三観音像が安置されていたという。

同名の堂は他所にもあるが、旧正宗寺三匝堂のような特異な内部構造をもった堂は他に知られず、稀有な例として1995年6月27日付けで国の重要文化財に指定された。
飯盛山の二重螺旋、会津人のDNAでしょうか。

ピサの斜塔のように傾いているわけではありませんが、傾いて見えるかも。

ちなみに弘前のさざえ堂を見に行ったときの記事はこちら。このときは真冬でした。
フォトショップで合成した縦パノラマ。

飯盛山にはそこそこの人出があり、少しほっとさせられました。
さて暑かった会津若松を離れ(しばらく車の中に居たかった)北へ。45分ほど。
喜多方市内になります。
何やら入口の鳥居が大変な事態。村の男達も総出で眺めてました。

古い鳥居を解体修理するようです。震災の影響でしょうか。

新宮熊野神社です。

この長床と呼ばれる広い拝殿と、秋の銀杏で有名。

黄葉を見に来てみたいものです。

本殿側から。

気軽に上がることも出来ます。涼しい風が通り抜けていました。

こちらが本殿。本宮・新宮・那智の熊野三山が祀られていました。

さて熊野神社をお参りしてまた冷房の効いた車内へ。
県道336号線、熱塩加納会津坂下線(長い名前!)を北上して喜多方の街をパス。
国道121号線、大峠トンネルを抜け山形県へ。米沢市内で昼飯です。

コース沿いで発見したお店。

味噌屋三男坊、辛味噌ラーメンのお店ですね。朝ラーに続いて昼もラーメンになってしまいました。

数人順番待ちしてましたが、一人のおかげで早めに着席。
ディスプレーが派手な店内。

詳しいメニューはお店のHPをどうぞ。

辛味噌ラーメン、味、麺、油、辛味全て普通です。

仙台駅東口のりゅうぞうとはなにか繋がりがありそうです。
ぱんだ(親)さんのブログから画像を無断引用。

似てますよね(辛味噌とナルトだけ?)。
このサイトに、三男坊とりゅうぞうのリンク先が同居してました。やはり姉妹店ですね。

美味しくいただきました。辛いのが好きな方はどうぞ。
米沢市内を抜け、国道13号線で福島へ。東北道に乗ってさっさと帰ってきました。15時帰宅。
風写の観光地INDEXはこちら。
シャワーを浴び、最後に残ったポロシャツを着てチェックアウト、幸いまだ日陰に停めてあったTTのエアコン全開で飯盛山へ向かいました。

白虎隊にちなんだ史跡が多い場所ですね。

しかし此処の、私が観たかった建物は、白虎隊とは関係ないみたい。

1796年ですから、幕末よりだいぶ前に建てられた、さざえ堂という建物なんです。

塗りもない、木造彫刻。

ちょっとガウディっぽいといえなくもありませんが、同じような精神構造の巨匠が設計したのかも。
割とゆるいホームページもあります。

例によってウィキペディアから無断引用。
栄螺堂(さざえどう)は、江戸時代後期の特異な建築様式の仏堂である。堂内は回廊となっており、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっている。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)というが、螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「サザエ堂」などと呼ばれる。

このような堂は江戸後期に東北~関東各地の寺院に建てられた。現存するものとしては、二重らせん構造をもつ福島県会津若松市の旧正宗寺三匝堂(きゅうしょうそうじさんそうどう)のほか、長勝寺(青森県弘前市)、長禅寺(茨城県取手市)、曹源寺(群馬県太田市)、成身院(埼玉県児玉町)、西新井大師(總持寺・東京都足立区)などの堂がある。

二重らせん構造を有する近代以前の建築物としては、世界では他にフランス、ロワール地方のシャンボール城内部にある、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計による二重螺旋階段が知られている。ダ・ヴィンチのアイデアが蘭書に掲載され、めぐりめぐって会津地方まで伝わったのではないかという説もあるが、物証は無く定かではない。

平面六角形の特異な建物である。概ね三層構造といえるが、内部には二重らせん構造の斜路が続き、右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々に存在する。入口から斜路を最上階まで上り、他者とすれ違うことなく、別の斜路を降りて出口から出ることができる。

かつてこの地にあった正宗寺の仏堂として、江戸時代後期の寛政8年(1796年)(『新編会津風土記』による)に当時の住職であった郁堂(いくどう)が建立したものである。当時は阿弥陀如来を本尊とし、斜路には三十三観音像が安置されていたという。

同名の堂は他所にもあるが、旧正宗寺三匝堂のような特異な内部構造をもった堂は他に知られず、稀有な例として1995年6月27日付けで国の重要文化財に指定された。
飯盛山の二重螺旋、会津人のDNAでしょうか。

ピサの斜塔のように傾いているわけではありませんが、傾いて見えるかも。

ちなみに弘前のさざえ堂を見に行ったときの記事はこちら。このときは真冬でした。
フォトショップで合成した縦パノラマ。

飯盛山にはそこそこの人出があり、少しほっとさせられました。
さて暑かった会津若松を離れ(しばらく車の中に居たかった)北へ。45分ほど。
喜多方市内になります。
何やら入口の鳥居が大変な事態。村の男達も総出で眺めてました。

古い鳥居を解体修理するようです。震災の影響でしょうか。

新宮熊野神社です。

この長床と呼ばれる広い拝殿と、秋の銀杏で有名。

黄葉を見に来てみたいものです。

本殿側から。

気軽に上がることも出来ます。涼しい風が通り抜けていました。

こちらが本殿。本宮・新宮・那智の熊野三山が祀られていました。

さて熊野神社をお参りしてまた冷房の効いた車内へ。
県道336号線、熱塩加納会津坂下線(長い名前!)を北上して喜多方の街をパス。
国道121号線、大峠トンネルを抜け山形県へ。米沢市内で昼飯です。

コース沿いで発見したお店。

味噌屋三男坊、辛味噌ラーメンのお店ですね。朝ラーに続いて昼もラーメンになってしまいました。

数人順番待ちしてましたが、一人のおかげで早めに着席。
ディスプレーが派手な店内。

詳しいメニューはお店のHPをどうぞ。

辛味噌ラーメン、味、麺、油、辛味全て普通です。

仙台駅東口のりゅうぞうとはなにか繋がりがありそうです。
ぱんだ(親)さんのブログから画像を無断引用。

似てますよね(辛味噌とナルトだけ?)。
このサイトに、三男坊とりゅうぞうのリンク先が同居してました。やはり姉妹店ですね。

美味しくいただきました。辛いのが好きな方はどうぞ。
米沢市内を抜け、国道13号線で福島へ。東北道に乗ってさっさと帰ってきました。15時帰宅。
風写の観光地INDEXはこちら。
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