Category: 生活
みんなでいっしょなら
神戸淡路の震災の時かなぁ、避難住宅ができるという報道を聞いて、当時私が住んでいたアパートよりも広い住宅がどんどん作られて、被災者が住めるというのはすごいなと思ったことがありました。
今回の震災でもすでに避難住宅の建築が始まっていますが、特にリアス式海岸の港町には、あまり住宅建設に適した平地がありません。
それで、住んでいた街を離れて、別の町や県に集団で移動するという動きも出てきました。

自分だったらどうするだろうと考えてみました。
年金生活に入っていれば事情は違いますが、そうでなければ仕事場に通えないと困ります。だからあまり遠くには移動できません。
でももし今回の港町のように、仕事のベースも、会社も仲間や同僚も、そして機材も同時に失ってしまったら、他の街に引っ越すことも選択肢に入ってきますよね。
しかし将来どうするのか。これまでの街で、仲間を探して、また同じ仕事をしようと思うなら、その街を離れるほど不利になるような気がします。
だから、たとえ短期間の避難だと言われても、これまで住んでいた街から遠く離れれば離れるほど、昔の生活に戻る希望からも遠のいてしまうと感じるのではないでしょうか。
でもみんな一緒なら安心かな。
行政を含む回りの人間が、明日にでも、より良い環境で暮らさせてあげたいと思うのは当然ですが、仕事を失った人の立場を良く考えてあげるべきだと思います。でもそれは難しいことですね。

話は飛びますが、仙台に東北復興庁みたいなものを国が作って、被災各県庁と合体して、人と金を集中させられませんかね。
道州制推進論者だからというわけではありませんが、今回の災害復興、どうも縦割りの国と、それぞれの県の仕組みに合わない様な気がするんです。
復興なった暁には、それがみちのく州になるのかもしれませんが。
今回の震災でもすでに避難住宅の建築が始まっていますが、特にリアス式海岸の港町には、あまり住宅建設に適した平地がありません。
それで、住んでいた街を離れて、別の町や県に集団で移動するという動きも出てきました。

自分だったらどうするだろうと考えてみました。
年金生活に入っていれば事情は違いますが、そうでなければ仕事場に通えないと困ります。だからあまり遠くには移動できません。
でももし今回の港町のように、仕事のベースも、会社も仲間や同僚も、そして機材も同時に失ってしまったら、他の街に引っ越すことも選択肢に入ってきますよね。
しかし将来どうするのか。これまでの街で、仲間を探して、また同じ仕事をしようと思うなら、その街を離れるほど不利になるような気がします。
だから、たとえ短期間の避難だと言われても、これまで住んでいた街から遠く離れれば離れるほど、昔の生活に戻る希望からも遠のいてしまうと感じるのではないでしょうか。
でもみんな一緒なら安心かな。
行政を含む回りの人間が、明日にでも、より良い環境で暮らさせてあげたいと思うのは当然ですが、仕事を失った人の立場を良く考えてあげるべきだと思います。でもそれは難しいことですね。

話は飛びますが、仙台に東北復興庁みたいなものを国が作って、被災各県庁と合体して、人と金を集中させられませんかね。
道州制推進論者だからというわけではありませんが、今回の災害復興、どうも縦割りの国と、それぞれの県の仕組みに合わない様な気がするんです。
復興なった暁には、それがみちのく州になるのかもしれませんが。
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Comments
悩ましいですね・・
☆風写さんへ
自分だったらと考えると、なかなか答えが出ませんね・・・確かに年金暮らしは現役の人より気楽かも知れませんが、住み慣れた土地を離れるのは断腸の思いですね・・津波の被災地は復興する希望が有りますが、原発の避難地域は、果たして将来戻れる環境になるものなのでしょうか・・・
町を捨てなければならない事にでもなったら、避難ではないですからね・・より深刻な問題ですね。
自分だったらと考えると、なかなか答えが出ませんね・・・確かに年金暮らしは現役の人より気楽かも知れませんが、住み慣れた土地を離れるのは断腸の思いですね・・津波の被災地は復興する希望が有りますが、原発の避難地域は、果たして将来戻れる環境になるものなのでしょうか・・・
町を捨てなければならない事にでもなったら、避難ではないですからね・・より深刻な問題ですね。
集団移住
SバンクのSさんが、福島県知事に会って、原発事故被災地で避難している人たちの集団移住を提案したそうです。
確かに、いつ終息するか分からない状況では、帰るところがなければ、そういうことを考えなければならないかもしれません。
ブロ友のtokiwaさんは、原発から35kmのところで仕事をされていますが、離れるわけにはいかないと、頑張っています。本当に危なくなってきたら、避難するところは確保できてる…家族も残るといってくれているそうです。確かに簡単に仕事を離れるわけにはいかないとと思います。
東電が原発事故が起きた後、職員を避難させたいと、菅首相と海江田経産相に電話して、即却下されたそうです。当然です。東電幹部の意識は、その程度だったのですね。
発禁になった故忌野清志郎の「サマータイムブルース」(1988)でのメッセージが、いま現実のものになろうとは…
確かに、いつ終息するか分からない状況では、帰るところがなければ、そういうことを考えなければならないかもしれません。
ブロ友のtokiwaさんは、原発から35kmのところで仕事をされていますが、離れるわけにはいかないと、頑張っています。本当に危なくなってきたら、避難するところは確保できてる…家族も残るといってくれているそうです。確かに簡単に仕事を離れるわけにはいかないとと思います。
東電が原発事故が起きた後、職員を避難させたいと、菅首相と海江田経産相に電話して、即却下されたそうです。当然です。東電幹部の意識は、その程度だったのですね。
発禁になった故忌野清志郎の「サマータイムブルース」(1988)でのメッセージが、いま現実のものになろうとは…