Category: ドライブ
やいま漫遊記5 ~さらば西表
6月になったが、このブログは少し前の報告になっている。
5月21日は宿を出て、県道215号を反時計回りに回る。
まずは大原、このレンタカー営業所前の交差点に、西表島唯一の信号がある。

県道が通っているのは、初日に行った豊原が6時の位置とすると、ぐるっとCCWに回って9時ぐらいの場所になる白浜まで。

そう言えば、八重山では、電柱の間隔が本州よりも短いと思う。
台風が多い地方の特徴なのか。
島の最高速度は40㎞/hで、ほぼこの速度で走る軽自動車と、60㎞/h超で飛ばす車の二手に分かれる。
急ぐ旅ではないし、野生動物に当たりたくないので、両者の間の速度で走るのだが、微妙。

朝方は、潟も満水。

最初の撮影スポットはここだ。

島北部の祖納に東経123°45′6,789″の子午線が通る場所があるというのだ。

6,789″というのが、なんだか良くわからない数え方だが、まぁ良いとしよう。

良い記念にはなる。

隣にもう穂が出ている水田があって、シラサギが集まっていた。

沖縄特有の種なのかな。

西部の白浜港。西表島には船でしか行けない集落や離島があり、ここが渡船の起点だそうだ。
仲良川を遡る観光船もここからかな。

日本最西端のバス停がある。

最南端の豊原まで、直行する路線はないだろうな。

前の晩、字南風見のおかみさんからだったかな、ネイチャーガイドのお兄さんからだったかな、島のハーリー競技会が近くあって、白浜に行けば練習が見られるかも、との現地情報。

あったあった。

舟が並んでいる。

舵取り含め11人乗りだそうだ。

残念ながら練習は夕方、仕事終わりに集まってするとのこと。
今年の本番、海神祭は6月6日だそうだ。
そう言えば20年前に初めて沖縄に来た時、那覇の波の上ビーチでもハーリーの練習を見た。

県道の終点は、白浜小学校だ。

南部の豊原から走れば、一時間半ほどかな、信号は一ヶ所のみ。
まだ林道があるようだが、レンタカー会社からは止められていたし、ここでUターン。
見落とすところだったが、小学校の近くにも、子午線のモニュメントがあった。

日時計の形なのに、ここで気が付いた。
確かに線上だから、地点は無限に存在するが、道路に交わるのは四ヶ所程度で、モニュメントは二ヶ所だけのよう。

祖納集落に寄ってみる。 そない。

どこに行っても美しい海だ。

西表でも古い集落。

重文の住宅も遺っている。

19世紀半ばに建てられた新盛家住宅。

沖縄県内最古の茅葺屋根住宅だ。

こんな集落を歩きたかったのだ。

屋根にシーサーが上がっている家は、ほとんどなかった。

歩く人も、ほとんど見当たらない。

そして、じりじり暑い。

むせ返る空気。

また、綺麗な浜辺。

こんな所に棲みたいと想っていた時期があった。

少し移動して、隣りの干立集落。 ほしたてかな。

どちらにも舞殿があった。

良い雰囲気だけど、車で走るには狭い通り。
集落の掲示板。

寅さんと、リリーを想い出す。

なつぞらもこのところ、男はつらいよみたいだけれど。
海はすぐそこ。

誰もいない海。

また少し移動して、こんどは月浜。

前日ランチした、ウナリ崎の展望台が見えた。

今度はだいぶ走って、島北東部の大見謝ロードパーク。

遠くで立つ波と、広いリーフの浅い海。

珊瑚礁特有の地形がどこにでもある。

ここでも誰かがガイドツアー。

東北にもある、合歓の花。

次は、ここ。

島東部の有名スポット、時間の関係で、由布島には渡らず、こちら側で遅いランチの予定だったのだが、食堂はなかった。

この辺りにも広がるマングローブ。

楽しそうな外国人グループ多数。

歩いてでも渡れるな。

生活のために、牛車で往来する島の生活、かと思っていたのだが、これは観光用だった。

開いている食堂が無くなってしまい、スーパーに二個だけ残っていた弁当を、大原港の四阿でいただく。

西表最後の食事だ。

レンタカーを返却し、また船に乗る。
帰りは真新しい双胴船で、乗り心地も抜群だった。
あやぱに号。

ターミナルにビールはなく、さんぴん茶で我慢。海上でスマホの天気アプリを開いたら、住所がアジアになった。

たしかに。
あしたへ、つづけよ。
5月21日は宿を出て、県道215号を反時計回りに回る。
まずは大原、このレンタカー営業所前の交差点に、西表島唯一の信号がある。

県道が通っているのは、初日に行った豊原が6時の位置とすると、ぐるっとCCWに回って9時ぐらいの場所になる白浜まで。

そう言えば、八重山では、電柱の間隔が本州よりも短いと思う。
台風が多い地方の特徴なのか。
島の最高速度は40㎞/hで、ほぼこの速度で走る軽自動車と、60㎞/h超で飛ばす車の二手に分かれる。
急ぐ旅ではないし、野生動物に当たりたくないので、両者の間の速度で走るのだが、微妙。

朝方は、潟も満水。

最初の撮影スポットはここだ。

島北部の祖納に東経123°45′6,789″の子午線が通る場所があるというのだ。

6,789″というのが、なんだか良くわからない数え方だが、まぁ良いとしよう。

良い記念にはなる。

隣にもう穂が出ている水田があって、シラサギが集まっていた。

沖縄特有の種なのかな。

西部の白浜港。西表島には船でしか行けない集落や離島があり、ここが渡船の起点だそうだ。
仲良川を遡る観光船もここからかな。

日本最西端のバス停がある。

最南端の豊原まで、直行する路線はないだろうな。

前の晩、字南風見のおかみさんからだったかな、ネイチャーガイドのお兄さんからだったかな、島のハーリー競技会が近くあって、白浜に行けば練習が見られるかも、との現地情報。

あったあった。

舟が並んでいる。

舵取り含め11人乗りだそうだ。

残念ながら練習は夕方、仕事終わりに集まってするとのこと。
今年の本番、海神祭は6月6日だそうだ。
そう言えば20年前に初めて沖縄に来た時、那覇の波の上ビーチでもハーリーの練習を見た。

県道の終点は、白浜小学校だ。

南部の豊原から走れば、一時間半ほどかな、信号は一ヶ所のみ。
まだ林道があるようだが、レンタカー会社からは止められていたし、ここでUターン。
見落とすところだったが、小学校の近くにも、子午線のモニュメントがあった。

日時計の形なのに、ここで気が付いた。
確かに線上だから、地点は無限に存在するが、道路に交わるのは四ヶ所程度で、モニュメントは二ヶ所だけのよう。

祖納集落に寄ってみる。 そない。

どこに行っても美しい海だ。

西表でも古い集落。

重文の住宅も遺っている。

19世紀半ばに建てられた新盛家住宅。

沖縄県内最古の茅葺屋根住宅だ。

こんな集落を歩きたかったのだ。

屋根にシーサーが上がっている家は、ほとんどなかった。

歩く人も、ほとんど見当たらない。

そして、じりじり暑い。

むせ返る空気。

また、綺麗な浜辺。

こんな所に棲みたいと想っていた時期があった。

少し移動して、隣りの干立集落。 ほしたてかな。

どちらにも舞殿があった。

良い雰囲気だけど、車で走るには狭い通り。

集落の掲示板。

寅さんと、リリーを想い出す。

なつぞらもこのところ、男はつらいよみたいだけれど。
海はすぐそこ。

誰もいない海。

また少し移動して、こんどは月浜。

前日ランチした、ウナリ崎の展望台が見えた。

今度はだいぶ走って、島北東部の大見謝ロードパーク。

遠くで立つ波と、広いリーフの浅い海。

珊瑚礁特有の地形がどこにでもある。

ここでも誰かがガイドツアー。

東北にもある、合歓の花。

次は、ここ。

島東部の有名スポット、時間の関係で、由布島には渡らず、こちら側で遅いランチの予定だったのだが、食堂はなかった。

この辺りにも広がるマングローブ。

楽しそうな外国人グループ多数。

歩いてでも渡れるな。

生活のために、牛車で往来する島の生活、かと思っていたのだが、これは観光用だった。

開いている食堂が無くなってしまい、スーパーに二個だけ残っていた弁当を、大原港の四阿でいただく。

西表最後の食事だ。

レンタカーを返却し、また船に乗る。
帰りは真新しい双胴船で、乗り心地も抜群だった。
あやぱに号。

ターミナルにビールはなく、さんぴん茶で我慢。海上でスマホの天気アプリを開いたら、住所がアジアになった。


たしかに。
あしたへ、つづけよ。
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