風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: カメラ

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クラシックカメラマン92

 朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたが、まだまだ暑い仙台です。
 昨日は久しぶりに、スワローズ、ベガルタ、イーグルス、三連勝です。

 今日紹介するカメラはこれ。

 1967年発売、ライカのM4です。

R1057236.jpg

 ライカ史上、最も完成されたデザインと言われるカメラ。

R1057237.jpg

 文句のつけようがない美しさです。

 左からM2、M3、M4。

R1057231.jpg

 M3の発表が1954年。機構やデザインを簡略化したものの、35mmレンズ用のファインダーまで備えた廉価版、M2の発表が1958年でした。

 M4はそのM3とM2のいいとこ取り。

R1057232.jpg

 M2で簡略化されたフィルムカウンターは、M3と同じスタイルに戻っています。

 そしてもっとも大きな改善点は、フィルム巻き戻しノブが斜めに取り付けられ、回しやすくなったこと。13年後の改良がこれくらいというのも情けない話ではありますが、良い時代でした。

 上から、M4、M3、M2。

       R1057233.jpg

 デザイン的に大きな違いは、いわゆるエプロンの有無。上がM4で、下がM3です。

R1057245.jpg

 M4ではレンズマウントの回りまで、革装が施されていることが美しさの理由でしょうか。

 今度はM4キャンディーズ。

R1057234.jpg

 左から1981年のM4-P、1978年のM4-2、そして1967年のM4です。

 下の写真は、左からM4、M4-P、M4-2です。M4はドイツ製、あとの2台はカナダ製です。

R1057235.jpg

 ドイツ製は、ロゴが"Leica"、カナダ製は"Leitz"になっています。

R1057238.jpg

 ところで、Mシリーズのファインダーは、倍率は固定ですが、フレームがレンズに依って変化し、下のように表示されます。単位はmm。

 M3: 50+135、50、50+90
 M2: 35、50、90
 M4: 35+135、50、90
 M4-2:35+135、50、90
 M4-P:35+135、50+75、28+90
 M6: 35+135、50+75、28+90

 倍率は、M3がx0.91。これは裸眼より僅かに像が小さく見えることを意味します。
 その他はx0.75。少し像が小さめに見えることになります。

 ところが、このM4、本来出てこないはずの28mmのフレームも出てくるんです。もちろん75mmのフレームも50mmと一緒に出てきます。

 おそらく、故障修理か、或いは故意にファインダー光学系をM4-Pのものに交換してあるのです。最初は驚きましたが、このほうが使いやすいので、今は満足しています。

 おまけにM6と2ショット。

R1057244.jpg

 どちらのデザインがお好みですか?

68130003.jpg

 先日の遠野ツーリングに、持って行きました。MRメーターを着けて試写です。レンズはウルトロン35mm/F1.7。

IMGP1549.jpg

 例によって、ホワイト急便で現像とCD焼きこみ、710円。

 山口集落の水車小屋。

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 たかむろ水光園の曲り家。

68130008.jpg

 同じく土蔵。

68130013.jpg

 なぜか孔雀。網越しです。

68130011.jpg

 カッパ淵。

       68130016.jpg

 クラシックカメラで撮ったほうが、河童が写りそうな気がしませんか。

68130017.jpg

 ほら、そこそこ。

       68130019.jpg

 やっぱり、フィルムカメラが似合う遠野です。

68130022.jpg
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テーマ : ★カメラ&レンズ・機材  ジャンル : 写真

Comments

LEICA WORLD
LEICAはどれでも格好良いです・・・
あのエプロンは単なるデザイン的なものですかね?
フォクトレンダーのレンズの発色も独特で良いですね。
目の保養になりました!謝謝

 学生時代に欲しかったのはM2でM4が発売になったときは斜めになった巻き戻しクランクが嫌でした。
 でも、今になってみるとM4が良いですね。28mmのフレームがないのが残念だと思っていましたが、たとえ修理ミスでも出るのなら良いですね。
 実用性なら露出計のあるM6がよいですね。
 でも、心のどこかにM3に眼鏡レンズの35mmを付けて見たいという思いもあります。
LYNX☆さんへ
エプロンは当初のライカにはなく、Ⅲcぐらいから、おそらくボディが鋳物になってからですね。

私の考えは、レンズマウントの部分をできるだけ厚くすると強度が増し、万が一落下させても、光学系の精度が維持されやすいからではないでしょうか。

ではなぜ無くなったか。
軍艦部のボディと、本体を別部品にして分解修理しやすいようにではないですかね。金属が進化してもう強度は十分だと。

是非研究してみてください。
百日紅さんへ
28mmのブライトフレーム、眼鏡を掛けているとあまり良く見えません。
でもまぁ、全部写ると思っていればOK。

M4よりもM6が良いなあと思っている人には、たぶんM7の方が良いです。
個人的には、マニュアル露出計の表示はLEDではなく針式が好きなので、そうすると、M5かCLになります。
CLEも良いですよ。






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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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