Category: ロコモーション
不思議な旅の終わり
宿がある末広町から、市電沿いにぶらぶら歩いて25分くらいかなぁ。
函館朝市に着いたら、人が多いのにびっくり。

赤レンガ街周辺と違う!
なんとほとんどの店が営業しているのだ。

驚きだ。
まだ10時半ごろ、空腹ではなかったので、函館駅の様子をチェック。

新幹線は13時以降の運行予定だが、在来線は全運休だ。

元々帯広札幌を廻って、帰りに乗る予定で取っていた切符は、18時過ぎのはやぶさ。
手持無沙汰だなぁと思ったら、ここにもタコ足ケータイ充電スポットがあった。
スマホ本体はまだ70%あったので、予備の外部バッテリーを接続。

なかなか充電が終わらない。 ← あとで調べたら、フル充電まで7時間必要だった。
お昼も近づいてきたし、放っておいてまた朝市へ。

前々日にホッケ刺しをつまんだ、ベイエリアのきくよ食堂、その本店に行ってみたのだ。

この日朝9時から営業を始めたようだったが、イカの入荷はなし。

サーモンルイベ刺しに、ミニ紅鮭ハラス焼き。

なんと極楽の時間だったろう。

一杯で切り上げ、駅舎に戻って、充電状態をチェック。
もちろんまだ終わっていない。
この時点で、在来線の運行時間は、早くて16時過ぎの見込みになったので、駅員の薦めに従って、新函館北斗駅までは、函館バスで行くことに決めた。
函館~新函館北斗駅間は市内各所を回っていく経路が4種類くらいあり、どれが早いかわからないが、最初のバス、12:40ぐらい発だったと思う。
同じような観光客でほぼ満席、一番後ろに座れて、エアコンが効いていて涼しかったのをよく覚えている。

途中バス通りの信号は点いているところと、点いていないところがあったが、一般住居はまだ停電中のようだった。
ガソリンスタンドには長い列。
14時ころに、お馴染みの新函館北斗駅へ。
小雨が降っていた。

みどりの窓口は、まだ発券システムが動いていないこともあって超大行列。
駅員に聞いたが、早い便への変更は恐らく無理。立って乗るなら別だけどとの返事。
4時間以上待つことにした。

他にすることを思いつかず、駅前ビルで、角打ちだ。

同じように手持無沙汰な観光客に交じって呑む。

北海道の純米酒呑み比べセット。

無添加のイカ塩辛付きで850円。

前の日の事を考えると、夢のようだ。
混んで来たので、また来ますと言って、いったんカウンター攻撃はこの3杯で終了。
函館ラーメンを食べに、こちらの店へ。函館空港にあったのと同じチェーンか。

ところがチャーシウが品切れになって、ラーメンが出せないと。
チャーシウ抜きラーメンで良いからという旅行客多数。
しかしダメなのだと。
それで私は五目チャーハンで。

スープは函館風塩味だな。
あとはベンチで時間調整。
またも充電用電源発見。念のために予備バッテリーを充電しておく。

最初が外国人が大勢群がっていて、インターナショナルな危険ムードだったが、じき私だけに。

ケーブルドラムは不要だな。
やっと予約した新幹線の発車一時間前になり、駅構内へ。
待合室のテレビは消えていたから、まだ停電状態だったのかな。

ワインとつまみを買ってはやぶさへ。
思いのほかがらがらだった。

青森、八戸、盛岡で席は埋まって来る。途中駅で降りる客もいて、ごく普通の新幹線だ。車内販売もある。
そういえば、停電してたベイエリアのセブンイレブンで買った赤ワインも、一本ザックに残っていた。

乗り過ごさないよう、居眠りをなるべく控え、仙台に戻った。
別世界のよう。
待ち合わせていた先輩と、エキナカで乾杯。

しかし不思議な旅だった。
旅に行く目的は、非日常の時間だ。
それは必ずしも、名所の風景を楽しんだり、名物を食べたりすることだけではないと思う。
目的の場所には行けず、待っていた友人にも会えなかったが、こんな経験も大いにありだと思いながら、函館の街を歩き回っていた。
次回、もしどこかでこんなハプニングに出逢うとしたら、十分な装備を披露しなくてはならないな。
完
函館朝市に着いたら、人が多いのにびっくり。

赤レンガ街周辺と違う!
なんとほとんどの店が営業しているのだ。

驚きだ。
まだ10時半ごろ、空腹ではなかったので、函館駅の様子をチェック。

新幹線は13時以降の運行予定だが、在来線は全運休だ。

元々帯広札幌を廻って、帰りに乗る予定で取っていた切符は、18時過ぎのはやぶさ。
手持無沙汰だなぁと思ったら、ここにもタコ足ケータイ充電スポットがあった。
スマホ本体はまだ70%あったので、予備の外部バッテリーを接続。


なかなか充電が終わらない。 ← あとで調べたら、フル充電まで7時間必要だった。
お昼も近づいてきたし、放っておいてまた朝市へ。

前々日にホッケ刺しをつまんだ、ベイエリアのきくよ食堂、その本店に行ってみたのだ。

この日朝9時から営業を始めたようだったが、イカの入荷はなし。

サーモンルイベ刺しに、ミニ紅鮭ハラス焼き。

なんと極楽の時間だったろう。

一杯で切り上げ、駅舎に戻って、充電状態をチェック。
もちろんまだ終わっていない。
この時点で、在来線の運行時間は、早くて16時過ぎの見込みになったので、駅員の薦めに従って、新函館北斗駅までは、函館バスで行くことに決めた。
函館~新函館北斗駅間は市内各所を回っていく経路が4種類くらいあり、どれが早いかわからないが、最初のバス、12:40ぐらい発だったと思う。
同じような観光客でほぼ満席、一番後ろに座れて、エアコンが効いていて涼しかったのをよく覚えている。

途中バス通りの信号は点いているところと、点いていないところがあったが、一般住居はまだ停電中のようだった。
ガソリンスタンドには長い列。
14時ころに、お馴染みの新函館北斗駅へ。
小雨が降っていた。

みどりの窓口は、まだ発券システムが動いていないこともあって超大行列。
駅員に聞いたが、早い便への変更は恐らく無理。立って乗るなら別だけどとの返事。
4時間以上待つことにした。

他にすることを思いつかず、駅前ビルで、角打ちだ。

同じように手持無沙汰な観光客に交じって呑む。

北海道の純米酒呑み比べセット。

無添加のイカ塩辛付きで850円。

前の日の事を考えると、夢のようだ。
混んで来たので、また来ますと言って、いったんカウンター攻撃はこの3杯で終了。
函館ラーメンを食べに、こちらの店へ。函館空港にあったのと同じチェーンか。

ところがチャーシウが品切れになって、ラーメンが出せないと。
チャーシウ抜きラーメンで良いからという旅行客多数。
しかしダメなのだと。
それで私は五目チャーハンで。

スープは函館風塩味だな。
あとはベンチで時間調整。
またも充電用電源発見。念のために予備バッテリーを充電しておく。

最初が外国人が大勢群がっていて、インターナショナルな危険ムードだったが、じき私だけに。

ケーブルドラムは不要だな。
やっと予約した新幹線の発車一時間前になり、駅構内へ。
待合室のテレビは消えていたから、まだ停電状態だったのかな。

ワインとつまみを買ってはやぶさへ。
思いのほかがらがらだった。

青森、八戸、盛岡で席は埋まって来る。途中駅で降りる客もいて、ごく普通の新幹線だ。車内販売もある。
そういえば、停電してたベイエリアのセブンイレブンで買った赤ワインも、一本ザックに残っていた。

乗り過ごさないよう、居眠りをなるべく控え、仙台に戻った。
別世界のよう。
待ち合わせていた先輩と、エキナカで乾杯。

しかし不思議な旅だった。
旅に行く目的は、非日常の時間だ。
それは必ずしも、名所の風景を楽しんだり、名物を食べたりすることだけではないと思う。
目的の場所には行けず、待っていた友人にも会えなかったが、こんな経験も大いにありだと思いながら、函館の街を歩き回っていた。
次回、もしどこかでこんなハプニングに出逢うとしたら、十分な装備を披露しなくてはならないな。
完
- 関連記事
-
- 乗り継ぎ乗り換えせにゃならぬ ~大人の坂東旅行その4 (2018/12/07)
- パノラマ撮るなら ~大人の坂東旅行その3 (2018/12/06)
- 頑張れCDK ~大人の坂東旅行その2 (2018/12/05)
- 最後は雨に (2018/10/18)
- 乗り換えなしで (2018/10/15)
- 晴れ男ならず (2018/09/27)
- あくまで保守用軽便鉄道 (2018/09/24)
- 不思議な旅の終わり (2018/09/13)
- こうして始まった (2018/09/08)
- 44年ぶり ~瀬戸徘徊⑩ (2018/05/05)
- はやく繋がれ (2018/03/19)
- あとは帰るだけだけど(さらに西へ11) (2018/03/03)
- やっぱり距離が稼げないし(大人の鉄旅4) (2018/02/02)
- そうか通学路線なのか(大人の鉄旅2) (2018/01/31)
- 津軽どまんなか -Northbound 4 (2017/12/18)