Category: 博物芸術
終わった後はどうなるのか
のり浜の駐車場から、ずっと歩いて観覧したが、帰りはちょうど無料バスが回ってきたので、のり浜まではバスで戻る。

そして、のり浜へ崖を降りていく。

砂浜に、流木が立っているのが作品。

美しい砂浜に、滝から水が流れ落ちている。

素晴らしロケーションだ。

島袋道浩の、起こす2017。

サーファーもいた。

主に流木や、まれに流れ着いた瓦礫などを、打ち捨てておくのではなく、起こしてやろうという作品。

津波で失われた存在を忘れないように。

かつてあったように、見える形を、訪れた人みんなで。

私も何本か立ててみた。

どうだろう。

砂浜の端で、渓流が面白い造形を生み出していた。

これは美しい。

永遠に続く自然の営みだろう。

また来たい場所になった。
登りは少し大変だったが、途中にベンチがあった。

そして御番所公園の一角にある、仙台藩の唐船番所にも、同じ島袋道浩の作品がある。

こちらは、起きる、だったかな。人が起こさなくても、自分の力で起き上がる植物たち。

起こす、とペアの展示だ。

雪国の森林を想い出す。
ここで牡鹿半島の周遊は終了。
石巻市内へ向かう。

元気いちばにCX-3を停めて、まずは昼飯だ。
釜めしの暖簾に惹かれて、ここに決定。

うなぎの釜めし920円+ふのり汁120円。

火が消えるまで25分待たされたが、涼しい中でこのあとの見学ルートを研究するため、ちょうど良かった。

こりゃ美味そう。

もう少し蒸せばよかったかも、ご飯に若干芯が残った。

陶板焼きのハンバーグ定食を注文する人が多かった。
旧観慶丸ビルの横を抜けて少し北に、石巻ハリストス教会の建物が復旧移築されていたのは、知らなかった。

震災が発生した時には中瀬にあった、現存する国内最古の木造教会。訪れたことは無かった。
津波で二階まで浸水したというが、よく全壊を免れたものだ。
そして旧観慶丸ビル。

かつてはデパートだったと言う。べっぴんさんの時代だな。

今回のアートフェスのインフォメーションやグッズショップが入っている。

鉄骨で補強された建物の、一階と二階に多くの作品が展示され、ミニ美術館に。

これは白鹿と同じ、名和晃平の作品。

ヨーゼフボイス。

木の階段は、昔のままの姿だそうだ。

良い建物だな。

名和晃平と、ルドルフシュタイナー。

石巻を歩く。

前回泊りできた時に飲み食いした、時代屋がある通り。

いかがわしい映画館があった。

ここ日活パール劇場も会場。

こんな映画館が、まだ残ってたんだ。

上越高田に行った時にも見つけたが、ポルノ館ではなかった。

やっぱり何となくいかがわしいが、入場者には女性が多かった。。

つい最近、オーナーが亡くなるまでは、ミニシアターとして使われており、現在はどうするか未定という。

お寺や復興住宅が立ち並ぶエリアだった。
車でも移動できたが、さらに海の方へ歩いて、旧石巻港湾病院が、Reborn-Art Houseとして使われていた。

ここが運営本部なのかな。
小林武史 × WOW × DAISY BALLOON の作品。

これが面白い。

浮遊する鏡面のバルーン(結構上がったり下がったり)とライトショー。パノラマ撮影している間にも、刻々と色が変わる。

壁も床も天井もすべて鏡面。ぶつかりそうになった。

奥の壁のプロジェクターは津波の被災地を映し出す。

浮遊の仕組みは割と単純で、サーキュレータを真上に向けているだけ。

時々逸脱していた。
動画を撮るのを忘れたので、YouTubeから借用。
もう明日までだが、ぜひ見に行ってほしい。
まだまだたくさん展示場所があったが、もう疲れた。

最後に少し車で移動して、日和大橋の袂にある、ワンパークへ。

震災前にはどうだったのかよくわからないが、いわゆるスケボーパークだ。

おそらく津波が来る前には、港湾地区には、スケボーで遊べるところが沢山あったのだろう。

それが普及工事やらなにやらで無くなって、その後できた施設かな。

そこに展開されたSIDE COREの作品群。
面白かった。Reborn-Artフェス。遺せる作品は、今後も見られるようにしてほしい。
これまで、十日町や、上小阿仁、大町の野外アートフェスを見て来たが、こんなに人が集まっていたのは初めてだった。

そして、のり浜へ崖を降りていく。

砂浜に、流木が立っているのが作品。

美しい砂浜に、滝から水が流れ落ちている。

素晴らしロケーションだ。

島袋道浩の、起こす2017。

サーファーもいた。

主に流木や、まれに流れ着いた瓦礫などを、打ち捨てておくのではなく、起こしてやろうという作品。

津波で失われた存在を忘れないように。

かつてあったように、見える形を、訪れた人みんなで。

私も何本か立ててみた。

どうだろう。

砂浜の端で、渓流が面白い造形を生み出していた。

これは美しい。

永遠に続く自然の営みだろう。

また来たい場所になった。
登りは少し大変だったが、途中にベンチがあった。

そして御番所公園の一角にある、仙台藩の唐船番所にも、同じ島袋道浩の作品がある。

こちらは、起きる、だったかな。人が起こさなくても、自分の力で起き上がる植物たち。

起こす、とペアの展示だ。

雪国の森林を想い出す。
ここで牡鹿半島の周遊は終了。
石巻市内へ向かう。

元気いちばにCX-3を停めて、まずは昼飯だ。
釜めしの暖簾に惹かれて、ここに決定。

うなぎの釜めし920円+ふのり汁120円。

火が消えるまで25分待たされたが、涼しい中でこのあとの見学ルートを研究するため、ちょうど良かった。

こりゃ美味そう。

もう少し蒸せばよかったかも、ご飯に若干芯が残った。

陶板焼きのハンバーグ定食を注文する人が多かった。
旧観慶丸ビルの横を抜けて少し北に、石巻ハリストス教会の建物が復旧移築されていたのは、知らなかった。

震災が発生した時には中瀬にあった、現存する国内最古の木造教会。訪れたことは無かった。
津波で二階まで浸水したというが、よく全壊を免れたものだ。
そして旧観慶丸ビル。

かつてはデパートだったと言う。べっぴんさんの時代だな。

今回のアートフェスのインフォメーションやグッズショップが入っている。

鉄骨で補強された建物の、一階と二階に多くの作品が展示され、ミニ美術館に。

これは白鹿と同じ、名和晃平の作品。

ヨーゼフボイス。

木の階段は、昔のままの姿だそうだ。

良い建物だな。


名和晃平と、ルドルフシュタイナー。

石巻を歩く。

前回泊りできた時に飲み食いした、時代屋がある通り。

いかがわしい映画館があった。

ここ日活パール劇場も会場。

こんな映画館が、まだ残ってたんだ。

上越高田に行った時にも見つけたが、ポルノ館ではなかった。

やっぱり何となくいかがわしいが、入場者には女性が多かった。。

つい最近、オーナーが亡くなるまでは、ミニシアターとして使われており、現在はどうするか未定という。

お寺や復興住宅が立ち並ぶエリアだった。
車でも移動できたが、さらに海の方へ歩いて、旧石巻港湾病院が、Reborn-Art Houseとして使われていた。

ここが運営本部なのかな。
小林武史 × WOW × DAISY BALLOON の作品。

これが面白い。

浮遊する鏡面のバルーン(結構上がったり下がったり)とライトショー。パノラマ撮影している間にも、刻々と色が変わる。

壁も床も天井もすべて鏡面。ぶつかりそうになった。

奥の壁のプロジェクターは津波の被災地を映し出す。

浮遊の仕組みは割と単純で、サーキュレータを真上に向けているだけ。

時々逸脱していた。
動画を撮るのを忘れたので、YouTubeから借用。
もう明日までだが、ぜひ見に行ってほしい。
まだまだたくさん展示場所があったが、もう疲れた。

最後に少し車で移動して、日和大橋の袂にある、ワンパークへ。

震災前にはどうだったのかよくわからないが、いわゆるスケボーパークだ。

おそらく津波が来る前には、港湾地区には、スケボーで遊べるところが沢山あったのだろう。

それが普及工事やらなにやらで無くなって、その後できた施設かな。

そこに展開されたSIDE COREの作品群。
面白かった。Reborn-Artフェス。遺せる作品は、今後も見られるようにしてほしい。
これまで、十日町や、上小阿仁、大町の野外アートフェスを見て来たが、こんなに人が集まっていたのは初めてだった。
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