Category: 博物芸術
再生するために
旅行から自宅に戻ると、しばらくは暇な日が続く。
なので特に最近は、レポートが長くなってしまうのだが、今回は会期のケツが迫っているので、急いでまとめて、まだの人に行ってももらわねば。

4日月曜日、9時過ぎに三陸道で牡鹿半島へ向かった。
最初の目的地は、桃浦の洞仙寺。

ここで2daysパスを購入するのだ。

奇しくもCX-3が納車された、7月22日から始まっていたREBORN ART FESTIVAL 2017。

ずっと来る気満々だったのだが、なにせずっと雨続き。

青空の下でしか、ワタシには眺める意味がない。

こういう展示は、関係ないか。

数百m移動して、荻浜小学校。おぎのはま。

このエリアも津波被害が甚大だったため、通っていた小学生は家族ごと各所へ避難が続いていたが、多くが戻って来れそうにないし、新たに就学年齢に達する児童も非常に少ないため、最近になって閉校が決まってしまった。

各地で開かれる地域アートイベントで、使われることが多い閉校跡だが、懐かしいと思う前に悲しくなる。

保健室は、まだまんま保存されていて、ひと休みしたくなった。

プロなのか児童なのか、数多くの作品が展示されていた。

もちろん震災に関連する作品が多い。

アーティストも実際に現地を訪れてから、制作しているので、同じテーマになる。

震災発生前後の写真展示も多かった。

屋上。

当時ここへ避難した児童も多かっただろうな。

パルコキノシタの作品。

彩色されているものもあった。

雑草が生え始めている校庭に並べられているのは、金氏徹平の作品群。

津波の被災地で、拾い集められた材料を使用しているのだろう。

鏡面好きの私には好材料。

ついついシャッターを押したくなるが、それは良いことだ。

鏡は神道にも通じている。

これは海を渡る、筏のようでもある。

空は青い。

隣の広場には、ファブリスイベールの作品。

若い女性たちに受けていた。

この後、支倉常長像がある月の浦を越えて、あの白いシカを見に、牡鹿ビレッジと名付けられた、桃浦漁協付近に行ったのだが、駐車場が満車。
先ほどの駐車場に車を停めて歩いて来いと言われ、ちょっとむかつく。距離を聞いたら5㎞。
他を先に回ってくださいとも言われたので、牡鹿半島の先へ。

牡鹿半島には、なかなか食事処がなく(食堂が多かったエリアが津波被害を受けたため)結局鮎川まで走り、おしかのれん街と言う場所を発見。

海沿いを通る道路からちょっと内陸に入った場所にあるため、知らなかった。

鮎川港周辺にあった飲食店や土産物店が入っているのだろう。

七軒分のスペースに、海鮮系の食堂が四軒、土産物店が二軒、中華が一軒。

ここならではという事で、鯨の竜田揚げ定食をいただく。900円。大きな牡蠣が二つ入ったお吸い物。

まぁ、地元の人は自宅で食べるから、注文しないだろう。
子供の頃、学校給食でよく出て来たのを覚えている。タルタルソースなんて付いてなかったけど。

近くのインフォメーション前には、ギャレスムーアの作品があった。

未来への門だろうか。

捕鯨で有名だった鮎川は、やっと復旧が始まったというところか。

半島の先端からは、金華山の全景が見える。

猫で有名になった田代島の向こうには、蔵王まで見えた。

そんな御番所公園には、今夏の展示の中では、ダントツに有名な草間彌生の作品がある。

真夜中に咲く花、2010、2016。

題名から想像するに、二つの先品が並べられているのだろう。

抜群の眺望だけど、これまで特にモニュメントがなかった場所に、花が咲いた。

ここは特にゲートは無かったので、パスが無くても眺められた気がする。

彼女の作品を、初めて意識したのは7年前に、十和田の官庁街通りを訪れた時。

この作品は、フェス終了後も残して欲しいものだ。

少し移動して、地蔵山開悟峯寺。

ここにある岩井優の作品も、廃材利用。

宮城県内では、こういった材料を入手するのも、難しくなってきているかもしれない。

記憶は残しながら、RE-BORNしないと。

なので特に最近は、レポートが長くなってしまうのだが、今回は会期のケツが迫っているので、急いでまとめて、まだの人に行ってももらわねば。

4日月曜日、9時過ぎに三陸道で牡鹿半島へ向かった。
最初の目的地は、桃浦の洞仙寺。

ここで2daysパスを購入するのだ。

奇しくもCX-3が納車された、7月22日から始まっていたREBORN ART FESTIVAL 2017。

ずっと来る気満々だったのだが、なにせずっと雨続き。

青空の下でしか、ワタシには眺める意味がない。

こういう展示は、関係ないか。

数百m移動して、荻浜小学校。おぎのはま。

このエリアも津波被害が甚大だったため、通っていた小学生は家族ごと各所へ避難が続いていたが、多くが戻って来れそうにないし、新たに就学年齢に達する児童も非常に少ないため、最近になって閉校が決まってしまった。

各地で開かれる地域アートイベントで、使われることが多い閉校跡だが、懐かしいと思う前に悲しくなる。

保健室は、まだまんま保存されていて、ひと休みしたくなった。

プロなのか児童なのか、数多くの作品が展示されていた。

もちろん震災に関連する作品が多い。

アーティストも実際に現地を訪れてから、制作しているので、同じテーマになる。

震災発生前後の写真展示も多かった。

屋上。

当時ここへ避難した児童も多かっただろうな。

パルコキノシタの作品。

彩色されているものもあった。

雑草が生え始めている校庭に並べられているのは、金氏徹平の作品群。

津波の被災地で、拾い集められた材料を使用しているのだろう。

鏡面好きの私には好材料。

ついついシャッターを押したくなるが、それは良いことだ。

鏡は神道にも通じている。

これは海を渡る、筏のようでもある。

空は青い。

隣の広場には、ファブリスイベールの作品。

若い女性たちに受けていた。

この後、支倉常長像がある月の浦を越えて、あの白いシカを見に、牡鹿ビレッジと名付けられた、桃浦漁協付近に行ったのだが、駐車場が満車。
先ほどの駐車場に車を停めて歩いて来いと言われ、ちょっとむかつく。距離を聞いたら5㎞。
他を先に回ってくださいとも言われたので、牡鹿半島の先へ。

牡鹿半島には、なかなか食事処がなく(食堂が多かったエリアが津波被害を受けたため)結局鮎川まで走り、おしかのれん街と言う場所を発見。

海沿いを通る道路からちょっと内陸に入った場所にあるため、知らなかった。

鮎川港周辺にあった飲食店や土産物店が入っているのだろう。

七軒分のスペースに、海鮮系の食堂が四軒、土産物店が二軒、中華が一軒。

ここならではという事で、鯨の竜田揚げ定食をいただく。900円。大きな牡蠣が二つ入ったお吸い物。

まぁ、地元の人は自宅で食べるから、注文しないだろう。
子供の頃、学校給食でよく出て来たのを覚えている。タルタルソースなんて付いてなかったけど。

近くのインフォメーション前には、ギャレスムーアの作品があった。

未来への門だろうか。

捕鯨で有名だった鮎川は、やっと復旧が始まったというところか。

半島の先端からは、金華山の全景が見える。

猫で有名になった田代島の向こうには、蔵王まで見えた。

そんな御番所公園には、今夏の展示の中では、ダントツに有名な草間彌生の作品がある。

真夜中に咲く花、2010、2016。

題名から想像するに、二つの先品が並べられているのだろう。

抜群の眺望だけど、これまで特にモニュメントがなかった場所に、花が咲いた。

ここは特にゲートは無かったので、パスが無くても眺められた気がする。

彼女の作品を、初めて意識したのは7年前に、十和田の官庁街通りを訪れた時。

この作品は、フェス終了後も残して欲しいものだ。

少し移動して、地蔵山開悟峯寺。

ここにある岩井優の作品も、廃材利用。

宮城県内では、こういった材料を入手するのも、難しくなってきているかもしれない。

記憶は残しながら、RE-BORNしないと。

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