風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: 祭りだワッショイ

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行雲流水

 今年の大曲、全国花火競技大会。
 二度の大雨で会場が冠水し、下流では越水もあったため、開催が危ぶまれたが、無事開催された。

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 あまり書くことがないのに画像が多い。

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 今回も桟敷席、つまり正面からの観覧ではないので、撮影は斜め左から。テレビ中継の一カメとほぼ同じ角度だと思う。

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 上の画像の花火だと、正面からは五つくらいの花火が並んで打ちあがって左右に広がって見えるはずだ。
 割物はどちらからでも同じように見えるはず。

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 超広角は必要なかったので、春の章の時と同じ、コンパクトデジカメLumix LX100で撮ってみた。

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 ピントはAFを外し、∞固定。

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 AWBはAUTOのままにして、ISOは最低の100固定。

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 露出は出来栄えを見ながら、フルマニュアルで、絞り8-11あたり、シャッター速度は4秒前後だった。

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 ウィキペディアから。

 全国花火競技大会(ぜんこくはなびきょうぎたいかい)とは秋田県大仙市大曲地区の雄物川河川敷運動公園において、例年8月第4土曜日に開催される花火大会であり、日本三大花火大会の1つである。一般に「大曲の花火」として知られている。

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 数ある全国花火競技会と名を打った花火大会の中で「全国花火競技大会」と言えば当大会を指す。歴史・伝統ともに最も権威ある競技大会である。また、日本で唯一の昼花火の競技大会もある。

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 日本煙火協会が後援し、かつ内閣総理大臣賞が与えられる花火大会は全国で当大会(2000年(平成12年)〜)と土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市、2000年(平成12年)〜)の2大会のみであり、当大会が日本国内では最も権威のある競技大会である。

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 会場対岸には姫神山、福伝山などがあり、それらの山に反射する音と花火観覧の邪魔になる光がない事もこの大会の自慢の1つである。

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 1910年(明治43年)に奥羽六県煙火共進会として始まり、第二次世界大戦などによる中断を経て2015年(平成27年)で89回目の開催となった。

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 競技は、17時頃に開始される昼花火の部と、19時頃から開始される夜花火の部からなる。規模は夜花火の部のほうが大きい。

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 昼花火の部は5号早打ち5発、割物または煙竜。夜花火の部は10号玉の部と創造花火の部で競われる。10号玉の部では10号玉2発が打ち上げられる。

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 1発目は三重芯以上の芯入割物で、座り(最高点に達したときに開いているかどうか)、盆(真円であるかどうか)、肩(満遍なく放射状に広がっているかどうか)、消え口(星が一斉に消えるかどうか)、配色などの基準で審査される。

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 2発目の自由玉は、1発目の芯入割物と重複しないことが条件となっている。創造花火は「花火は丸い」という概念を破り創造性を追求する。したがって、形は従来の丸型にこだわることなく三角でも四角でもよい。

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 最近、他の花火大会でも笑顔やアニメキャラクターやヒマワリ、麦わら帽子、サングラス、時間差花火がお馴染みのものになったが、このような創作花火はこの全国花火競技大会が発祥とされている。

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 テーマをもうけて2分30秒以内で形態、色彩、リズム感、立体感などの創造性を審査する。主流は速射連発(スターマイン)だが、8号玉早打ちでも良い。

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 総合優勝者には内閣総理大臣賞、創造花火の部優勝に経済産業大臣賞、10号割物の部優勝には中小企業庁長官賞、昼花火の部優勝に大会会長賞が与えられる。

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 また特別賞で文部科学大臣奨励賞がある。2010年(平成22年)には100周年を記念して100周年記念花火が打ち上げられた。

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 第85回大会(2011年)から、前年の大会で内閣総理大臣賞を受賞した花火師による「エキシビジョン花火」が打ち上げられている。

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 これは珍しい、星形の花火。

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 競技会の合間にテーマに合わせて打上げられる、ワイドスターマイン「大会提供花火」は毎年大変な人気で、各回毎に異なるテーマを掲げて大曲花火協同組合青年部が1年かけて製作する。

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 「大会提供花火」は幅500〜900メートルに及ぶワイドスターマイン。1セットのスターマインではなく一列に並んで何カ所も打ち上げられ、音楽に合わせて約5〜7分に渡り壮大な打ち上げを行う。

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 フィナーレの速射連発、数カ所からシンクロで上がるトラの尾、一斉に上がる銀冠・錦冠は圧巻。

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 ドイツ・ハンガリー・台湾・韓国など、海外でも「大会提供花火」の名で打ち上げられた。そのほか、夜の部オープニングの500メートルナイアガラ付スターマイン、打ち上げ終了後に観客がライトを振って花火師に感謝を伝える「エールの交換」などが名物となっている。


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 1980年代にドイツ・デュッセルドルフに遠征してくれた時は、ライン川の河畔で見た。

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 ちなみに、競技玉は作った本人が打ち上げなければならない。また安全面から花火の火の粉が消えずに地面に触れたら減点などの細かな基準があり、この事からもこの大会が日本のトップクラスの競技会であると言える。

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 大仙市大曲地区にある諏訪神社祭典の余興花火として1910年(明治43年)に「第一回奥羽六県煙火共進会」が開催(仙北新報(現・秋田民報)主催)されたのが始まりとされ、1915年(大正4年)によりレベルの高いものを目指し全国花火競技大会と名前を変え規模を全国に広げた。1964年(昭和39年)に創造花火が生み出される。

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 第二次世界大戦後すぐに大会は復活したが、戦後の物資不足と混乱より観光客の数は激減した。その後も水害や競技大会という特殊な開催方法がなかなか観光には馴染まず観客は少なかった。

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 この大会を観るのは地元民、花火業者とよほどの花火通を自認するような花火愛好家のみだった。たとえば、1982年(昭和57年)の第56回大会の観客は10万人と発表されている。

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 しかしその後、過疎化が進む市の「町おこしイベント」として利用したい自治体が諏訪神社祭典とは独立した行事としてPRを開始(公金での宗教団体イベントのPRが憲法の政教分離原則に抵触するおそれがあるため。祭典は1週間前に分離開催となる)。

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 東北6県では有数の花火大会となり、1990年代初頭には観客動員数が40万人を越えた(当時の大曲市人口の15倍以上)。

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 1997年(平成9年)に秋田新幹線が開通し大曲駅に乗り入れるようになると、旅行業者、鉄道会社らが県外で競って大曲花火ツアーを企画。

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 またNHKでこの大会が全国放送されるようになるとさらに知名度があがり、2007年(平成19年)の第81回大会では過去最高の約76万人を記録した。大会の歴史を知る資料としては2006年(平成18年)11月に「第80回全国花火競技大会記念誌」が編集発行されている。

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 花火そのものは雄物川河川敷運動公園で無料で観ることができていたが、2017年(第91回大会)から、ごみ処理や会場警備等運営費用の増大を理由に、自由観覧席での観覧者についても、一人1000円の環境整備協力費が徴収されることとなった(高校生以下は無料)。

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 その他、有料の桟敷席や法面を利用した椅子席、キャンプができる駐車場なども用意されている。ただし、有料観覧席は徹夜組も出るなど発売後すぐに完売するのが通例である。

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 また仕掛花火は有料席最前列以外ではほとんど見えない。有料観覧席は大会協賛企業に優先的に販売されており、またチケットはウェブ上で転売を禁止しているものの実際はオークションにより高額で取り引きされるなど本来無料で見ることが出来た花火が有料化されたことへの批判も高まっている。

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 雨天順延が殆ど無いのもこの大会の特徴だが、過去には台風などの自然災害で雄物川が増水し、打ち上げ場や観覧席が確保できない場合に限り順延となったことがある。

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 雨天でも開催されるため、雨天時でも観覧したい場合にはレインコート、長くつ等相当の準備が必要になる。なお、過去に順延となった場合は、次の週の平日に開催された。

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 人口4万人弱の大仙市大曲地区に約70万人の見物客が押し寄せるため、混雑による混乱が見られる。

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 JRは臨時列車を出し701系電車を最大7両編成(2+2+3両)に秋田新幹線仙台・盛岡・秋田発着の臨時列車を設定して輸送している。

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 しかし奥羽本線・田沢湖線は普通列車と秋田新幹線が同一の線路上を走行しているため、大規模な増発をするも単線路線の列車の行き違いの都合で乗車時間が集中してしまう。

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 また、大曲駅隣接の駅では一応電車は停車するものの、始発駅から大曲駅まで誰も降りない満員状態のため、危険防止もあり車掌から次の列車に乗る様指示されることもある。

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 車での来客は秋田県内からが最も多く、次いで宮城県・青森県・岩手県の順になっている(2009年(平成21年))。

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 大仙市大曲地区から半径50キロメートル圏内の主要道路ではすべてが黄色点滅信号になっているが、大会終了後は大仙市大曲地区から秋田市中心部まで約50キロメートル(国道13号経由)が最大5時間という渋滞が起こる。

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 駐車場も通常の駐車容量では収まりきれないため大会関係者が用意する臨時駐車場、オートキャンプ場、一部の道路(通常は駐車禁止)、また民家でも臨時駐車場を設けるところがあるが間に合ってはいない。

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 このため2004年(平成16年)からパーク&バスライド方式を採用し、横手市方面からの渋滞を防ぐことも行う試験を行ったり毎年地元の秋田放送、秋田テレビ、NHK秋田放送局、FM秋田と日本道路交通情報センター秋田情報センターでは渋滞対策に関する呼びかけラジオCMなどを毎年、1週間前から流している。

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 花火会場となる雄物川河川敷運動公園の混雑はさらに酷く、過去には大曲の花火ツアーに参加する旅行会社の担当者本人が迷子になったり「集合場所はバス」と言う雑な扱いをしたり、大会終了後の混雑に我慢しきれない多数の観客の無謀な行動で雄物川河川敷運動公園の土手部分が崩れたり、警備員が足りず他の地方から派遣され、土地勘のない状態の中で混雑をさばききれず戸惑う警備員もいた[要出典]。

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 このため現在では大曲駅から徒歩で来る来場客には、観覧会場ゲート毎に設置されている「リンゴ」「バナナ」「メロン」「ミカン」の絵を掲げた看板で誰でも分かり易く誘導できるようにしている。

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 全国花火競技会会場では「ごみは持ち帰らない」というルールになっていて、場内アナウンスでも持ち帰らないように呼びかけがある。

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 数年前までは常識的に考えごみを持ち帰る観客が結局市内道路上に捨ててしまい、おびただしい量のごみが街中散乱する問題が深刻化した。

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 今ではごみは、主催者が会場、駐車場及びキャンプ場に用意する巨大ごみ箱(産業廃棄物用コンテナ)に捨てるよう奨励されている。ちなみに公式サイトによれば、大会付近で出るゴミの量は毎年100トンを超えるという。

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 近年は、急激に観光客が増加したため、関係者もその対応ができていない。

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 特に駐車場の問題は深刻で元々ただの市街地であるため絶対数が足りない上に離れた駐車場から歩くのを嫌った人が会場付近まで乗り入れ、一部の規制解除場所(補助標識に「8月第4土曜日を除く」と書いている区間)を除き駐車禁止区域にそのまま路上駐車するという非常識な事態も発生している。

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 桟敷席は大部分が団体客向けに確保されているため、一般向け発売分については発売開始と同時に売り切れてしまう。

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 そのため、少しでも良い場所を確保しようとキャンピングカーなどで前日から泊まり込む客も増加傾向にある。当日は18時頃には会場がいっぱいになるが、11時までに到着できれば無料席も余裕で確保できる。

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 お昼頃(規制開始 12:00)までであればガラ空きな上、無料駐車場も確保できる。

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 有料駐車場は会場付近に1台2000円から3000円であるが会場へのアクセスが便利な反面、市街地の中に入るため規制解除(23:30)まで待たなければならなく、さらに帰りの渋滞の最後尾になってしまうので駐車場から出るのに数十分ということも珍しくない。

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 観覧席を確保する為に発売2週間くらい前から近くの公園にキャンプを張るくらいの盛況振りであったが、2007年(平成19年)の周辺住民との騒音問題で2008年(平成20年)は公園内を規制し、抽選整理券制度に変更した。

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 今回、一番面白かったのは、なかなか言葉と静止画では表現できないが、夜空に広がった球体の花火の表面を、色変化がくるりと回るもの。

 これまでも、花火が大きく拡がる間に、色が変化していくものは珍しくなかった。例えば、黄色から緑、そして最後は赤とか。

 その変化するタイミングを、回転方向に少しずつずらしていくのだろう。
 だから、その変化点がぐるりと回るように見えるのだ。当然見る方向によって、感じが変わる。

 球体内に花火を配置していくだけでも、大変な作業だと思う。

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 調べてみると、これまで私が夏の大曲を観覧したのは2008年2010年。7年ぶりだった。

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 今回も堪能、大満足だった。
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仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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