Category: 祭りだワッショイ
結夢 笑顔あやなす悠久の華

バスで仙台駅に向かった19日AM。定禅寺通には、見慣れない店(団子屋さん?)に行列ができていたり、メディアテークでは、ジョジョの展示会が始まっていた。

もっと人が多かったのは、東京エレクトロンホール宮城。アニーだったかな。
いろいろあるものだ。

仙台駅からJRでひと駅。長町駅前のサイゼリヤで早めの昼飯だ。

12時に団体用のバスがやってきて乗り込む。
38人という話だったので、席は概ね埋まっていて、東北道から山形道、これは寒河江のサービスエリア。

ドライバー二名体制だった。

例によって自動車専用道路が途切れる月山道で少し渋滞。
それでも太平洋側でもずっと見られなかった、珍しい青空を拝むことができた。

庄内あさひICで降りて、こまぎの里で休憩。
スムースに来たので一時間。余裕あり過ぎだ。日帰り温泉にも入れる。岩ガキが安い。

鶴岡の赤川河川敷も、すぐに到着。まだ開始まで3時間以上ある。
私も含め、ラジオの高校野球中継を聴いていたメンバーからは、逐次悲観的な報告。
しかし、仙台育英が大阪桐蔭にサヨナラ勝ちした瞬間はみんなで万歳した。

19時からいろいろセレモニーや、来賓ご挨拶が続いて、19:15から花火開始。

赤川花火大会の一番の特徴は、打上げ場所から近いので、視野一杯、頭の上まで花火が拡がることで、昨年は事故もあったが、アマチュアカメラマン泣かせなのだ。

指定席である升席があるエリアの最後部に三脚を立てる。

機材はPENTAX K-5Ⅱsに、19㎜相当からの超広角ズーム。

24㎜とか28㎜相当の柔な広角レンズでは到底収まりきらない。

それでも時折はみ出している。

何とか天気は持っていたが、午前中は少し降ったらしく、河川敷の会場はぬかるみ部分多数。

桟敷席と撮影場所やトイレを移動するだけでも大変だった。

撮影は基本全てマニュアル。

ISOを最低の100にして、絞りは8~11あたり、シャッターは4~6秒。

ピントは∞に固定して、出来を見ながら絞りとシャッターを調整している。

色温度が一番の悩みで、曇りや室内灯あたりをちょこちょこ変えてみていた。

あと打上げ場所が三か所あるので、マメにパンする必要があるし、当然ズームも弄る。

正式名称は、全国デザイン花火競技会であり、割物花火の部と、音楽つきのデザイン花火の部、出場者がどちらかを選んでエントリーしている。

大曲は両方上げないとだめだったかな。
途中10分ほど弱いシャワーがあり、レンズに雨滴が付いてしまった。

競技会は二部に分かれていて、最初と最後、そして途中も二回連発モノの花火が上がる。

大曲の春花火の時に感じたが、外国の花火に比べ、日本の花火はなるべく煙が出ないように工夫されている。

それでも風が弱かったので、煙が停滞すると、待つ。

それから、会場の河川敷、通路に人が停滞しがちで、これも事故の元になるので、解消するまで待つ。

どちらもうまく場内でアナウンスされていた。

競技会であるからして、当然花火師の腕の見せ所であるとともに、挑戦のチャンスでもある。

良い花火を上げれば、当然受注も増えるわけで、今回も珍しいと思える、様々な表現を見ることができた。

画像で見ると、遠くに見えるが、実際は視界の上と左右、限りなく拡がる花火だ。
視野角が花火で埋め尽くされる。
疲れたので後半は桟敷席(スタイロフォームに直座り)に、低く立てた三脚で。

10mほど前に移動しただけで、もう収まりきらない。

今回も大迫力で満足。
記録を見ると最後の花火画像が21:05ころ。
30分以上大混雑の中を歩いて、バスの駐車場へ。これが大変なのだが、あの花火を見るためなら、我慢がまん。
22時に出発して、大渋滞の中、仙台駅に戻ったのは27時ころ。タクシーで帰宅。
スニーカーが泥靴になった。

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