Category: カメラ
クラシックカメラマン89
ワールドカップが終わりました。
紅毛人の国は南蛮人の国に敗れました。
スペインでワールドカップが開かれた1982年は、仕事でマドリードに滞在していたのですが、その時の想い出は今度ゆっくり書きたいと思います。
今日紹介するのは、何度も登場しているドイツコダックのRetina。
スプリングカメラとも呼ばれる、レンズ沈胴式銘機のシリーズの最終型。。

これは、1958年発売のⅡCというモデルになります。いわゆる大窓型。
下のⅢCから露出計を外し、レンズをF2から、F2.8へスペックダウンしたものです。

1949年製のⅡと比べると、デザインは洗練されているものの、一回り大きくなってしまっています。

もちろん距離計連動式で、レンズ交換も可能なんです。

下は昔所有していた、Ⅱcタイプに35mmレンズを装着したもの。Cの字が大文字だと大窓タイプ、小文字だとこのように小窓タイプを意味します。

窓というのはファインダーの窓のことで、御覧の通りⅡcとⅡCでは大きさが異なり、見え方も違ってきます。

レンズはドイツで今でもがんぱっているシュナイダークロイツナッハ製のクセノン50mm/F2.8。ちなみにシュナイダーというのは仕立屋を意味し、オランダ語だとスナイデルに変化します。

小窓から大窓になって一番の進化は、このファインダー。

50mmに加えて、80mmと35mmの画角を確認することができます。
フィルム巻き上げはボディ下面。変わった位置ですがなかなか使いやすいのです。

その他のKodakカメラのリンク先は以下。
Vest Pocket Bantam Special Retina Ⅱ Signet 35 Signet 40 Retina Ⅲc RetinaⅡc RetinaⅢc & ⅢC RetinaⅢS Instamatic 224
紅毛人の国は南蛮人の国に敗れました。
スペインでワールドカップが開かれた1982年は、仕事でマドリードに滞在していたのですが、その時の想い出は今度ゆっくり書きたいと思います。
今日紹介するのは、何度も登場しているドイツコダックのRetina。
スプリングカメラとも呼ばれる、レンズ沈胴式銘機のシリーズの最終型。。

これは、1958年発売のⅡCというモデルになります。いわゆる大窓型。
下のⅢCから露出計を外し、レンズをF2から、F2.8へスペックダウンしたものです。

1949年製のⅡと比べると、デザインは洗練されているものの、一回り大きくなってしまっています。

もちろん距離計連動式で、レンズ交換も可能なんです。

下は昔所有していた、Ⅱcタイプに35mmレンズを装着したもの。Cの字が大文字だと大窓タイプ、小文字だとこのように小窓タイプを意味します。

窓というのはファインダーの窓のことで、御覧の通りⅡcとⅡCでは大きさが異なり、見え方も違ってきます。

レンズはドイツで今でもがんぱっているシュナイダークロイツナッハ製のクセノン50mm/F2.8。ちなみにシュナイダーというのは仕立屋を意味し、オランダ語だとスナイデルに変化します。

小窓から大窓になって一番の進化は、このファインダー。

50mmに加えて、80mmと35mmの画角を確認することができます。
フィルム巻き上げはボディ下面。変わった位置ですがなかなか使いやすいのです。

その他のKodakカメラのリンク先は以下。
Vest Pocket Bantam Special Retina Ⅱ Signet 35 Signet 40 Retina Ⅲc RetinaⅡc RetinaⅢc & ⅢC RetinaⅢS Instamatic 224
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