Category: アウトドア
学術的な説明書きもたくさんあったけれど
昨夜は二度地震で目が覚めましたが、目が覚めてた時に揺れたのかも。
そう言えば年末いわきに居た時にもホテルでやや強い揺れを経験しました。
さて、たぶん初めて訪れた、あぶくま洞。

いきなり冬のイルミネーションです。
若い時には、秋芳洞など各地の鍾乳洞には潜ったことがありましたが、今どきのケーブはこんななんですね。

これは特に、アーティストによる、インスタレーションのようで、さすがに見事。

オヤジも映り込んでるかな。

綺麗ではありますが、これを鍾乳洞でやる意味って?

想像してたのは、こんな雰囲気。

ただ、照明の球交換とかは、ほぼ必要なくなるLED照明。

傷つけたくない鍾乳石を照らすには向いているかも。

さて、困ったときのウィキペディアによると、あぶくま洞は1969年9月、現在の釜山採石場跡地から発見された。この地一帯は阿武隈高地と呼ばれる高原地帯であり、中央に位置する大滝根山の西側斜面には仙台平と呼ばれるカルスト台地が広がっている。したがって古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな土地であった。あぶくま洞が発見されたのも石灰岩採掘中のことである。釜山採石場はあぶくま洞発見の年に操業を停止したが、その切羽である石灰岩露頭は現在の駐車場横などに残っている。

当初発見されたあぶくま洞の入り口は現在の観光洞の出口付近に位置する。洞穴自体も深さ12mの縦穴と、北へ60m、南西方向へ15mの横穴から成る小規模なものであった。翌1970年3月に日本大学の探検隊が洞内を探索し、それまで終点とされていた北端部の風穴の先にあぶくま洞主洞部を見出した。発見から4年後の1973年には見学用に洞内が整備され、一般に公開されるようになった。

前述の大滝根山西側斜面から田村市大越地区にかけ、南北およそ4km、東西0.5〜1kmに滝根層と呼ばれる石灰岩層が走っている。この石灰岩は、約3億年前の石炭紀からペルム紀に有孔虫などの生物の遺骸が海底に堆積して形成されたものである。

あぶくま洞を胚胎する石灰岩が結晶質の石灰岩へ変成したのはおよそ8,000万年前、白亜紀後期であると推定されている。この頃、なお地下深部にあった滝根層の石灰岩が周囲に貫入した花崗岩や花崗閃緑岩から接触変成を受け、一部が結晶質石灰岩(大理石)へと変化した。

広域的な隆起によって石灰岩層が地表に現れ、地下水による侵食が始まって洞窟が形成されたのは、それからさらに後、恐らく第三紀末から第四紀にかけてのことと推定される。詳細については分かっていない。

あぶくま洞の一般見学ルートの長さは600mほどである。入り口から150mほどの地点に「探検コース」(約120m)への分岐があり、このルートを含めると720mになる。一般には公開されていない経路を含めた洞内の総延長は約3,300m(日本国内第11位、洞窟#日本の大洞窟を参照)で、今後の探索によってはさらに伸びる可能性がある。 洞内には様々な形状の鍾乳石が発達している。石筍や石柱をはじめ、洞穴シールド(盾板状の平たい鍾乳石)や地下水の侵食痕も見られる。

洞内の平均気温は14℃前後で、一年を通して大きくは変動しないが、詳細にみると観光開発後の1975、1977年に上層部では夏季に15~17℃、冬季に15℃、下層部では夏季に14℃、冬季に0~10℃である。外気に近い入り口付近では冬季に氷柱が見られるが、内部の水路や壁面は氷結しない。

本洞最奥部から湧き出す地下水流は、2001年○月に行われた調査によって、大滝根山麓から浸透した地下水に由来する事が明らかになり、水温9.3℃、PH8.1の弱塩基性であった。

ワインが熟成されてたりもします。

あぶくま洞には多くの洞穴生物が見られる。コウモリやトビムシの仲間をはじめ、水路にはサンショウウオも生息している。コウモリは数種類が生息しており、環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)に評価されているテングコウモリ(ニホンテングコウモリ)も確認されている。洞内は鍾乳石の観賞用と安全の確保のためにライトアップされており、照明植生として壁面に蘚苔類や藻類が付着し生育している。これらは洞の解放後に外界から持ち込まれたもので、洞穴生物には含めない。

厚手のダウンを着て、這って歩いたりもしたので、汗だくになりました。

どこに来たんだか分らなくさせてくれる、ビッグバン出口。

でも一見の価値はありました。凄いぞ鍾乳洞。
しかしこの中で這いつくばってる時に、大きな地震があったらかなり怖いでしょう。
そう言えば年末いわきに居た時にもホテルでやや強い揺れを経験しました。
さて、たぶん初めて訪れた、あぶくま洞。

いきなり冬のイルミネーションです。
若い時には、秋芳洞など各地の鍾乳洞には潜ったことがありましたが、今どきのケーブはこんななんですね。

これは特に、アーティストによる、インスタレーションのようで、さすがに見事。

オヤジも映り込んでるかな。

綺麗ではありますが、これを鍾乳洞でやる意味って?

想像してたのは、こんな雰囲気。

ただ、照明の球交換とかは、ほぼ必要なくなるLED照明。

傷つけたくない鍾乳石を照らすには向いているかも。

さて、困ったときのウィキペディアによると、あぶくま洞は1969年9月、現在の釜山採石場跡地から発見された。この地一帯は阿武隈高地と呼ばれる高原地帯であり、中央に位置する大滝根山の西側斜面には仙台平と呼ばれるカルスト台地が広がっている。したがって古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな土地であった。あぶくま洞が発見されたのも石灰岩採掘中のことである。釜山採石場はあぶくま洞発見の年に操業を停止したが、その切羽である石灰岩露頭は現在の駐車場横などに残っている。


当初発見されたあぶくま洞の入り口は現在の観光洞の出口付近に位置する。洞穴自体も深さ12mの縦穴と、北へ60m、南西方向へ15mの横穴から成る小規模なものであった。翌1970年3月に日本大学の探検隊が洞内を探索し、それまで終点とされていた北端部の風穴の先にあぶくま洞主洞部を見出した。発見から4年後の1973年には見学用に洞内が整備され、一般に公開されるようになった。


前述の大滝根山西側斜面から田村市大越地区にかけ、南北およそ4km、東西0.5〜1kmに滝根層と呼ばれる石灰岩層が走っている。この石灰岩は、約3億年前の石炭紀からペルム紀に有孔虫などの生物の遺骸が海底に堆積して形成されたものである。


あぶくま洞を胚胎する石灰岩が結晶質の石灰岩へ変成したのはおよそ8,000万年前、白亜紀後期であると推定されている。この頃、なお地下深部にあった滝根層の石灰岩が周囲に貫入した花崗岩や花崗閃緑岩から接触変成を受け、一部が結晶質石灰岩(大理石)へと変化した。


広域的な隆起によって石灰岩層が地表に現れ、地下水による侵食が始まって洞窟が形成されたのは、それからさらに後、恐らく第三紀末から第四紀にかけてのことと推定される。詳細については分かっていない。


あぶくま洞の一般見学ルートの長さは600mほどである。入り口から150mほどの地点に「探検コース」(約120m)への分岐があり、このルートを含めると720mになる。一般には公開されていない経路を含めた洞内の総延長は約3,300m(日本国内第11位、洞窟#日本の大洞窟を参照)で、今後の探索によってはさらに伸びる可能性がある。 洞内には様々な形状の鍾乳石が発達している。石筍や石柱をはじめ、洞穴シールド(盾板状の平たい鍾乳石)や地下水の侵食痕も見られる。


洞内の平均気温は14℃前後で、一年を通して大きくは変動しないが、詳細にみると観光開発後の1975、1977年に上層部では夏季に15~17℃、冬季に15℃、下層部では夏季に14℃、冬季に0~10℃である。外気に近い入り口付近では冬季に氷柱が見られるが、内部の水路や壁面は氷結しない。

本洞最奥部から湧き出す地下水流は、2001年○月に行われた調査によって、大滝根山麓から浸透した地下水に由来する事が明らかになり、水温9.3℃、PH8.1の弱塩基性であった。

ワインが熟成されてたりもします。

あぶくま洞には多くの洞穴生物が見られる。コウモリやトビムシの仲間をはじめ、水路にはサンショウウオも生息している。コウモリは数種類が生息しており、環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)に評価されているテングコウモリ(ニホンテングコウモリ)も確認されている。洞内は鍾乳石の観賞用と安全の確保のためにライトアップされており、照明植生として壁面に蘚苔類や藻類が付着し生育している。これらは洞の解放後に外界から持ち込まれたもので、洞穴生物には含めない。

厚手のダウンを着て、這って歩いたりもしたので、汗だくになりました。

どこに来たんだか分らなくさせてくれる、ビッグバン出口。

でも一見の価値はありました。凄いぞ鍾乳洞。
しかしこの中で這いつくばってる時に、大きな地震があったらかなり怖いでしょう。
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テーマ : あぶくま洞 財宝伝説 ジャンル : 地域情報