Category: 空花鳥風月雲
松島と象潟は夫婦町
夕べのスワローズは、小休止でした。優勝へのマジックは1のまま。
スワローズとジャイアンツの残り試合はどちらも3。ゲーム差は2.5。
スワローズが全敗、ジャイアンツが全勝の時以外はスワローズが優勝します。だけど最終戦は4日に東京ドームでSG。どうなることやら。
ソロキャンプ二日目の夜が明けます。

この夜はあまり星も見えなかったし、ひたすらぐっすり眠りました。
若干風はあったので、近くの風車はゆっくり回り続けていましたが、思ったほど五月蠅くありません。
いつも通り、日の出の時間より早く目が覚めたので、早朝の風景を眺めに、ジムニーを走らせます。

ひばり荘近くの駐車場。

勝手知ったる場所です。

朝5:30頃、意外にも鳥海山は見えました。

太陽は東の山から上がります。

朝日を眺めに、3人ほど先客がいました。

風車たちは元気でしたが、大小二基ある、ジャイロミル型の風力発電機は、動いていません。

5:44、雲の上からお日様が昇り始めます。

やっぱり水平線から上がるところを見たいですね。

すすきの穂はまだ開いたばかり。

初秋の仁賀保です。

前回見つけた、別の展望場所。1㎞ほど北の、土田牧場前まで移動。

ここからだとほぼすべての風車を遠望できるのですが、鳥海山が隠れてしまいました。

また元のあたりに戻ったら、山は見えてきます。

出たり隠れたりだな。
また北の位置へ。
何とか鳥海山と風車の写真が撮れました。

6:30、テントに戻ります。

もう、ほとんど動きませんが、ミニモスラたちがお出迎え。

ちっさいのもいますね。
爽やかな朝のキャンプ場、隣の家族は、もう撤収を始めています。

私もある程度荷物をまとめて、テントやレジャーシートをひっくり返して、乾かしながらの、朝飯。

ワンタッチテントの収納はやはりスムーズにできません。

スマホで、動画を確認したりして、何とか成功。

簡単便利ではありましたが、一枚ぺらの薄いテントなので、朝になると内側は露でじっとりだし、たぶん雨が降ったらNGでしょう。

荷物をまとめて出発です。

8:16。
この日も天気は良さそうです。

県道32号に出て、日本海を見下ろしながら、仁賀保方面へ。

前にも来た院内の展望台。
西目の風車のエグザイル。

平地に降りてすぐ、県道289号へ左折。

またまた黄金の稲田の中を疾走します。

国道7号に並行に造られているのは、高速道路だけではないのでした。

稲刈りの共同作業に集合している地元の人たちを眺めながら、そのままずっと道なりに走ると、金浦を過ぎて道は細くなりますが、象潟の九十九島の中に入っていきます。

かつて島だった、それぞれ名前もついている、小さな丘たち。

またのんびり歩いて回りたいものです。

道はそのまま象潟で国道7号に合流します。
象潟郷土資料館に立ち寄ります。

かつての九十九島のジオラマがあるのです。

この美しい風景を求めて、奥の細道を歩いた、芭蕉の足跡。

それを追った与謝蕪村は、津軽半島まで歩いているんですね。

正岡子規は秋田まで。

いずれも松島と象潟に立ち寄っているのですが、小林一茶や、蕪村は九十九島を見ることが出来ましたがその後鳥海山の噴火で、大地が隆起。
子規が来た頃は今の姿になっていました。
象潟に、洋館がありました。

昭和9年建築の、にかほ市象潟公会堂。
この日はたまたま仙台の、ハッピ-トコの演奏会があるのでした。

構内に立っている、紅蓮尼の碑。

某サイトから引用させていただきます。
時は元亨(1321~1324)のこと、象潟の商人、森隼人は伊勢参 りの途中、松島の掃部と道連れとなりました。二人が国へ帰る頃 には、森の娘タニと掃部の息子小太郎の縁組の話が出来上がって いました。 タニはそのとき18歳だったといわれ、父の言う通り、はるば る山を越えて松島へ嫁いでいきました。だが着いてみると、夫と なるはずの小太郎はちょっとした病がもとで亡くなっていました。 まわりの人たちは、また国に戻ってよき夫に嫁ぐようすすめたの ですが、タニはいったん約束した以上は、小太郎の妻であり掃部 家の嫁であるといって、どうしても帰ろうとしませんでした。 タニはそれ以後、実の父母に仕える様に婚家の親に孝養をつく したと言われています。姑の亡きあとは、瑞巌寺に入り、心月紅 蓮の名をもらって尼僧となりました。そして生計の為に門前で長 方形のせんべいを焼いて商いました。松島の人々はこのせんべい を「おこうれん」と呼び、今でもそのせんべいは残っています。 おこうれんが長方形だったのは紅蓮尼が和歌を好んだため、短冊 の形にしたものといわれています。
芭蕉の縁かと思っていたのですが、こんなわけで松島と象潟は深い関係にあるのでした。

象潟から、鳥海山への登り口に、巨大な風車が一基だけ立っています。

そろそろ帰り道です。
風写の徘徊記録。
スワローズとジャイアンツの残り試合はどちらも3。ゲーム差は2.5。
スワローズが全敗、ジャイアンツが全勝の時以外はスワローズが優勝します。だけど最終戦は4日に東京ドームでSG。どうなることやら。
ソロキャンプ二日目の夜が明けます。

この夜はあまり星も見えなかったし、ひたすらぐっすり眠りました。
若干風はあったので、近くの風車はゆっくり回り続けていましたが、思ったほど五月蠅くありません。
いつも通り、日の出の時間より早く目が覚めたので、早朝の風景を眺めに、ジムニーを走らせます。

ひばり荘近くの駐車場。

勝手知ったる場所です。

朝5:30頃、意外にも鳥海山は見えました。

太陽は東の山から上がります。

朝日を眺めに、3人ほど先客がいました。

風車たちは元気でしたが、大小二基ある、ジャイロミル型の風力発電機は、動いていません。

5:44、雲の上からお日様が昇り始めます。

やっぱり水平線から上がるところを見たいですね。

すすきの穂はまだ開いたばかり。

初秋の仁賀保です。

前回見つけた、別の展望場所。1㎞ほど北の、土田牧場前まで移動。

ここからだとほぼすべての風車を遠望できるのですが、鳥海山が隠れてしまいました。

また元のあたりに戻ったら、山は見えてきます。

出たり隠れたりだな。
また北の位置へ。
何とか鳥海山と風車の写真が撮れました。

6:30、テントに戻ります。

もう、ほとんど動きませんが、ミニモスラたちがお出迎え。

ちっさいのもいますね。
爽やかな朝のキャンプ場、隣の家族は、もう撤収を始めています。

私もある程度荷物をまとめて、テントやレジャーシートをひっくり返して、乾かしながらの、朝飯。

ワンタッチテントの収納はやはりスムーズにできません。

スマホで、動画を確認したりして、何とか成功。

簡単便利ではありましたが、一枚ぺらの薄いテントなので、朝になると内側は露でじっとりだし、たぶん雨が降ったらNGでしょう。

荷物をまとめて出発です。

8:16。
この日も天気は良さそうです。

県道32号に出て、日本海を見下ろしながら、仁賀保方面へ。

前にも来た院内の展望台。
西目の風車のエグザイル。

平地に降りてすぐ、県道289号へ左折。

またまた黄金の稲田の中を疾走します。

国道7号に並行に造られているのは、高速道路だけではないのでした。

稲刈りの共同作業に集合している地元の人たちを眺めながら、そのままずっと道なりに走ると、金浦を過ぎて道は細くなりますが、象潟の九十九島の中に入っていきます。

かつて島だった、それぞれ名前もついている、小さな丘たち。

またのんびり歩いて回りたいものです。

道はそのまま象潟で国道7号に合流します。
象潟郷土資料館に立ち寄ります。

かつての九十九島のジオラマがあるのです。

この美しい風景を求めて、奥の細道を歩いた、芭蕉の足跡。

それを追った与謝蕪村は、津軽半島まで歩いているんですね。

正岡子規は秋田まで。

いずれも松島と象潟に立ち寄っているのですが、小林一茶や、蕪村は九十九島を見ることが出来ましたがその後鳥海山の噴火で、大地が隆起。
子規が来た頃は今の姿になっていました。
象潟に、洋館がありました。

昭和9年建築の、にかほ市象潟公会堂。
この日はたまたま仙台の、ハッピ-トコの演奏会があるのでした。

構内に立っている、紅蓮尼の碑。

某サイトから引用させていただきます。
時は元亨(1321~1324)のこと、象潟の商人、森隼人は伊勢参 りの途中、松島の掃部と道連れとなりました。二人が国へ帰る頃 には、森の娘タニと掃部の息子小太郎の縁組の話が出来上がって いました。 タニはそのとき18歳だったといわれ、父の言う通り、はるば る山を越えて松島へ嫁いでいきました。だが着いてみると、夫と なるはずの小太郎はちょっとした病がもとで亡くなっていました。 まわりの人たちは、また国に戻ってよき夫に嫁ぐようすすめたの ですが、タニはいったん約束した以上は、小太郎の妻であり掃部 家の嫁であるといって、どうしても帰ろうとしませんでした。 タニはそれ以後、実の父母に仕える様に婚家の親に孝養をつく したと言われています。姑の亡きあとは、瑞巌寺に入り、心月紅 蓮の名をもらって尼僧となりました。そして生計の為に門前で長 方形のせんべいを焼いて商いました。松島の人々はこのせんべい を「おこうれん」と呼び、今でもそのせんべいは残っています。 おこうれんが長方形だったのは紅蓮尼が和歌を好んだため、短冊 の形にしたものといわれています。
芭蕉の縁かと思っていたのですが、こんなわけで松島と象潟は深い関係にあるのでした。

象潟から、鳥海山への登り口に、巨大な風車が一基だけ立っています。

そろそろ帰り道です。
風写の徘徊記録。
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