Category: 博物芸術
天空の神の地から
昨日の記事で、岩崎彌太郎の話が出てきましたが、龍馬伝は皆さんご覧になっているのでしょうか。
私も珍しく時々時間があれば見ているのですが、独特の風合の絵に惹かれます。
プログレッシブカメラを使って、解像度とグラデーションを確保しつつも、ディテールをオフして柔らかなタッチにし、たぶん絵の枚数を落としてフィルム映画のような、それも西部劇の映画のような色を出しています。
後処理もされているのでしょうが、私に言わせると、開拓地に吹く一陣の風と、砂の色。
数年前の大河ドラマは暗い絵が多く、あれはあれで映画のようでしたが、今回は別の意味でテレビのドラマでもこんな色が出せると言う試みにチャレンジしています。
昭和の日、実に久しぶりにストマジでチョイ乗りです。

まずは県知事地公館の門前で記念写真。
桜はだいぶ散って、葉桜になりつつあります。

そして街中に降り注ぐ花びらの中をひとっ走り、仙台市博物館へ。

前の週から始まっている、特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」を見るためです。(リンク先は九州国立博物館のサイトになります。)
ラサは私にとって、だいぶ前から、行ってみたい場所ランキングの、常にトップを争う場所なんです。
もちろんポタラ宮の歴史的な稀少価値に、惹かれるのは言うまでもありませんが、どうも私は細密なものとカラフルなものが好きなようです。
当然展示物の撮影は出来ないので、チケットと館内で無料で引ける、お御籤のような守神くじ。

チケットの写真が今回の目玉の一つ「十一面千手千眼観音菩薩立像」銅造り鍍金と言って銅板を叩いて造るのだそうです。17-8世紀ごろのものなので、それ程古いわけではありません。
以下の画像はすべてネットで見つけたもので、出処は九州国立博物館のようです(無断借用)。
私が引いた守がみは、緑ターラー。一番人気がある女神だそうです。引きが良いですね、たぶんこんな感じの女神様です。

カラフルで細密、素晴らしい芸術品のオンパレードなんですが、国内の仏像たちと比べるとセクシーなものが多いのも特徴です。

本国では美しい衣服をまとっている仏像達、なぜか日本ではその衣服無しで展示されています。
究極はこれ。
カーラチャクラ父母仏立像。

手前が向こう向きの母仏。奥がこちら向きの父仏なんですが......
是非実物をじっくりご覧になって下さい。
仏教の修行と悟りに、このような像がなぜ必要なのか、凡俗な私には悟りようがありません。
でも素晴らしい展示物達でした。
私も珍しく時々時間があれば見ているのですが、独特の風合の絵に惹かれます。
プログレッシブカメラを使って、解像度とグラデーションを確保しつつも、ディテールをオフして柔らかなタッチにし、たぶん絵の枚数を落としてフィルム映画のような、それも西部劇の映画のような色を出しています。
後処理もされているのでしょうが、私に言わせると、開拓地に吹く一陣の風と、砂の色。
数年前の大河ドラマは暗い絵が多く、あれはあれで映画のようでしたが、今回は別の意味でテレビのドラマでもこんな色が出せると言う試みにチャレンジしています。
昭和の日、実に久しぶりにストマジでチョイ乗りです。

まずは県知事地公館の門前で記念写真。
桜はだいぶ散って、葉桜になりつつあります。

そして街中に降り注ぐ花びらの中をひとっ走り、仙台市博物館へ。

前の週から始まっている、特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」を見るためです。(リンク先は九州国立博物館のサイトになります。)
ラサは私にとって、だいぶ前から、行ってみたい場所ランキングの、常にトップを争う場所なんです。
もちろんポタラ宮の歴史的な稀少価値に、惹かれるのは言うまでもありませんが、どうも私は細密なものとカラフルなものが好きなようです。
当然展示物の撮影は出来ないので、チケットと館内で無料で引ける、お御籤のような守神くじ。

チケットの写真が今回の目玉の一つ「十一面千手千眼観音菩薩立像」銅造り鍍金と言って銅板を叩いて造るのだそうです。17-8世紀ごろのものなので、それ程古いわけではありません。
以下の画像はすべてネットで見つけたもので、出処は九州国立博物館のようです(無断借用)。
私が引いた守がみは、緑ターラー。一番人気がある女神だそうです。引きが良いですね、たぶんこんな感じの女神様です。

カラフルで細密、素晴らしい芸術品のオンパレードなんですが、国内の仏像たちと比べるとセクシーなものが多いのも特徴です。

本国では美しい衣服をまとっている仏像達、なぜか日本ではその衣服無しで展示されています。
究極はこれ。
カーラチャクラ父母仏立像。

手前が向こう向きの母仏。奥がこちら向きの父仏なんですが......
是非実物をじっくりご覧になって下さい。
仏教の修行と悟りに、このような像がなぜ必要なのか、凡俗な私には悟りようがありません。
でも素晴らしい展示物達でした。
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