Category: 空花鳥風月雲
刹那に散りゆくさだめ
週末の土曜日、天気はイマイチでしたが、天気予報を眺めて、それでも一番晴れそうな県南へ。

初めて来た柴田町船岡の、船岡城址公園。さくらの名所100選にも選ばれているそうです。

染井吉野だけではなく、連翹や水仙も満開。

晴れてるはずだったのに、花曇りです。

船形山とか、船岡とか、どこにでもある地名ですが、要は舟をひっくり返したような、なだらかで低い山の形なんでしょうね。

ここはスロープカーと言う、モノレールで山頂まで登ることも出来るのです。往復500円。
歩くのが嫌いな方と一緒だったのと、ブログネタと言うことで、止む無く乗ることに。

歩いて登るのも楽しかったとは思うんですが......

こんなシンプルな構造なので、ケーブルカーやロープウェイとは異なり、自走式です。
二輌編成ですが、一編成しか無いので行ったり来たり往復するだけ。
でも桜のアーチの中をぐいぐい登っていきます。

桜は満開ですが、ひとシーズンに何千回も往復する係のおんちゃんいわく、3-4日前のほうがずっとボリュームが有って見事だったそうです。
平和観音。

平和への祈りを込めて螺旋階段を登ろうかと思ったのですが、駄目でした。閉鎖中。

トイレの看板の向こうに黄色い花園が。

仮設トイレの前だけに、水仙です。

つまらん落ちで、水ま仙。
水仙たちも謝っています。

そんなに誤らなくても良いけど、水仙にもいろいろ種類があるものです。タンク式とか圧力式とか(違)。

関東ではなかなか水仙と桜の共演は見られないのではないでしょうか。
ところで、片道4分のスロープカー。

シンプルな構造なので、乗客が片側に寄ると少し傾いてしまうんです、危険。
ほらまた、こんなに。

嘘です。
船岡といえば、もちろん忘れてならないのが、原田甲斐の領地だったこと。

そんなにたくさん立てなくてもいいと思う看板たちに案内されて3分だけ歩くと、ありました。

白石川から、仙台の方向まで見えようかという丘の端に、孤高の樅の木。
原田甲斐の分身なのでしょうか。
船岡が原田家の領地になったのは甲斐の父親の代だそうで、伊達騒動で原田家は取り潰しですから、せいぜい50年ぐらい。由来の品や伝説は殆ど残っていないとか。
会社の樅の木は倒れてしまい、もう一本も危ないからと言うことで切られてしまいましたが、この木はずっと残っていて欲しいものです。
ここに来て先週の一目千本桜カメラレポートのワンカットはここで撮ったことがわかりました。
隣町の大河原から柴田にかけて広がる、こちらもさくらの名所100選のひとつ。

一番端っこは霞んでいますが、千本全てを一目で眺められる場所はここだけかも知れません。
船岡公園の桜も千本あるらしいので、合わせて二千本ですね。

絶景です。
周りの皆さんも、なかなか立ち去ろうとしません。
手前にあるのは東北本線のレール。時折通る列車込みの写真を狙う撮り鉄たちが、線路の脇に侵入していました。

車に戻ろうとしたら、晴れて来てしまいました。

もっと長く咲いていて欲しい気もしますが、そうじゃないから愛されるんですよね。

初めて来た柴田町船岡の、船岡城址公園。さくらの名所100選にも選ばれているそうです。

染井吉野だけではなく、連翹や水仙も満開。

晴れてるはずだったのに、花曇りです。

船形山とか、船岡とか、どこにでもある地名ですが、要は舟をひっくり返したような、なだらかで低い山の形なんでしょうね。

ここはスロープカーと言う、モノレールで山頂まで登ることも出来るのです。往復500円。
歩くのが嫌いな方と一緒だったのと、ブログネタと言うことで、止む無く乗ることに。

歩いて登るのも楽しかったとは思うんですが......

こんなシンプルな構造なので、ケーブルカーやロープウェイとは異なり、自走式です。
二輌編成ですが、一編成しか無いので行ったり来たり往復するだけ。
でも桜のアーチの中をぐいぐい登っていきます。

桜は満開ですが、ひとシーズンに何千回も往復する係のおんちゃんいわく、3-4日前のほうがずっとボリュームが有って見事だったそうです。
平和観音。

平和への祈りを込めて螺旋階段を登ろうかと思ったのですが、駄目でした。閉鎖中。

トイレの看板の向こうに黄色い花園が。

仮設トイレの前だけに、水仙です。

つまらん落ちで、水ま仙。
水仙たちも謝っています。

そんなに誤らなくても良いけど、水仙にもいろいろ種類があるものです。タンク式とか圧力式とか(違)。

関東ではなかなか水仙と桜の共演は見られないのではないでしょうか。
ところで、片道4分のスロープカー。

シンプルな構造なので、乗客が片側に寄ると少し傾いてしまうんです、危険。
ほらまた、こんなに。

嘘です。
船岡といえば、もちろん忘れてならないのが、原田甲斐の領地だったこと。

そんなにたくさん立てなくてもいいと思う看板たちに案内されて3分だけ歩くと、ありました。

白石川から、仙台の方向まで見えようかという丘の端に、孤高の樅の木。
原田甲斐の分身なのでしょうか。
船岡が原田家の領地になったのは甲斐の父親の代だそうで、伊達騒動で原田家は取り潰しですから、せいぜい50年ぐらい。由来の品や伝説は殆ど残っていないとか。
会社の樅の木は倒れてしまい、もう一本も危ないからと言うことで切られてしまいましたが、この木はずっと残っていて欲しいものです。
ここに来て先週の一目千本桜カメラレポートのワンカットはここで撮ったことがわかりました。
隣町の大河原から柴田にかけて広がる、こちらもさくらの名所100選のひとつ。

一番端っこは霞んでいますが、千本全てを一目で眺められる場所はここだけかも知れません。
船岡公園の桜も千本あるらしいので、合わせて二千本ですね。

絶景です。
周りの皆さんも、なかなか立ち去ろうとしません。
手前にあるのは東北本線のレール。時折通る列車込みの写真を狙う撮り鉄たちが、線路の脇に侵入していました。

車に戻ろうとしたら、晴れて来てしまいました。

もっと長く咲いていて欲しい気もしますが、そうじゃないから愛されるんですよね。
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