Category: 街角探検
明日に遺したいもの
蔵王温泉のロッジスガノで朝食を食べた後の定番は、喫茶シャモニーのコーヒーとマスターの蘊蓄。
by R-D1s
HPは、こちらにあります。

なかなかお目にかかれない、蒼く光る真空管。現在は使用できない毒性が高い材料なのでしょう。

近所の旅館のアンプが、蔵王の空気で錆びたとかで修理中と言うか、レストア中。
私もそのうちハマリそうな趣味と実益です。

山を降りて山形市内へ。
できたてホヤホヤで、ガイドブックにも載っていない「山形まるごと館 紅の蔵」

戦災を受けていない山形市内には、古い蔵が沢山残っているのです。
あえて残してきたと言うよりも、頑丈で便利だから残っていると言うところなのでしょう。
新しいものにより高い価値があるのだと言わんばかりに、古いものをこれでもかこれでもかと破壊し続ける仙台のような街にならないように、地元、東北芸術工科大学の学生たちが目を付けているのが、この蔵なんですね。
名づけて、ヤマガタ蔵プロジェクト。

学生たちがどこまで動きをリードしているのかは知りませんが、山形市内では蔵を遺して店をリニューアルしたり、この施設のように新たなスポットにする動きがゆっくり進んでいるようなんです。
市内十日町にある、この紅の蔵には、洋食店、蕎麦屋、小さな物産館と観光案内があるだけなんですが、大規模な開発でなくても、身の丈に合った小さな改造、先祖が遺してきたものに魅力を加えてを子供たちへ引き継いでいこうと言う心意気が、山形の街を魅力的な場所へ変えて行こうとしています。

そして街の真ん中、七日町にも。
御殿堰プロジェクト。←詳しくはこちら。
こちらは蔵ではなく木造の商業施設がまさに近く完成予定。楽しみです。
そんな山形の街造りの中心はもちろんここですね。

旧山形県庁、現在は文翔館と呼ばれています。
広い敷地に立派な洋館。屋根のスレート8万枚は、宮城の雄勝産です。

下の絵のとおり、十日町から七日町を抜けたドン突き、花笠まつりが流れる街の中央通りの正面に建っているんですね。

大正5年に完成した大英帝国式ルネサンス様式。
昭和50年まではこの建物が県庁で、パスポートもここでもらったとか。

その後なんとか壊されずに、昭和61年から修復工事を始め、平成7年に現在の姿になったそうです。
現在修復中の東京駅とは建設した時代も重なる兄弟のような関係。
東京駅の工事関係者も見学調査に来るそうです。

どこの都道府県にもあったはずの旧庁舎。
すんばらしいです。祖父や曾祖父の世代の日本人みんなに感謝したくなります。

そして札幌よりも、バックトゥザフューチャーよりも、ずっと立派で美しい時計塔。

26.5kgの分銅を7mのワイヤーロープで吊って駆動しているそうです。
外からは全く見えない中庭。ニワトリはいません。

花笠祭りの時期に野外コンサートが開かれるそうです。

旧議事堂は、ホールとして利用することが出来、この日も音楽発表会が賑々しく開催されていました。
文翔館の内装については、庄内人さんのブログを参照下さい。
昼食です。栄屋本店。

おそらく知らない人は全く知らない、酸っぱくない冷やしラーメンで有名な店なんです。
メニューを見て下さい。冷やしだけでも13種類。そのうち11種類は一年中ありつけます。
by W61CA
でも、まだまだ寒い山形の春。
あったかメニューも沢山あるし、私はいつもまず、いつもの店に無いメニューから物色を始めるんです。
栄ラーメン、チャーシューメン(牛肉)、山形ラーメン、薬膳ラーメンに和風らーめん、牛モツラーメン、カツラーメン。みんな旨そう。
結局初志貫徹で、鳥中華です。ラーメンとらーめん、そして中華、全部ある店はそうそう無いでしょう。

んまいんまい、鳥の身。

やや太いストレート麺。しこしこです。

あったまりました。
どうです? 皆さん 山形に移住したくなりませんか?

HPは、こちらにあります。

なかなかお目にかかれない、蒼く光る真空管。現在は使用できない毒性が高い材料なのでしょう。

近所の旅館のアンプが、蔵王の空気で錆びたとかで修理中と言うか、レストア中。
私もそのうちハマリそうな趣味と実益です。

山を降りて山形市内へ。
できたてホヤホヤで、ガイドブックにも載っていない「山形まるごと館 紅の蔵」

戦災を受けていない山形市内には、古い蔵が沢山残っているのです。
あえて残してきたと言うよりも、頑丈で便利だから残っていると言うところなのでしょう。
新しいものにより高い価値があるのだと言わんばかりに、古いものをこれでもかこれでもかと破壊し続ける仙台のような街にならないように、地元、東北芸術工科大学の学生たちが目を付けているのが、この蔵なんですね。
名づけて、ヤマガタ蔵プロジェクト。

学生たちがどこまで動きをリードしているのかは知りませんが、山形市内では蔵を遺して店をリニューアルしたり、この施設のように新たなスポットにする動きがゆっくり進んでいるようなんです。
市内十日町にある、この紅の蔵には、洋食店、蕎麦屋、小さな物産館と観光案内があるだけなんですが、大規模な開発でなくても、身の丈に合った小さな改造、先祖が遺してきたものに魅力を加えてを子供たちへ引き継いでいこうと言う心意気が、山形の街を魅力的な場所へ変えて行こうとしています。

そして街の真ん中、七日町にも。
御殿堰プロジェクト。←詳しくはこちら。
こちらは蔵ではなく木造の商業施設がまさに近く完成予定。楽しみです。
そんな山形の街造りの中心はもちろんここですね。

旧山形県庁、現在は文翔館と呼ばれています。
広い敷地に立派な洋館。屋根のスレート8万枚は、宮城の雄勝産です。

下の絵のとおり、十日町から七日町を抜けたドン突き、花笠まつりが流れる街の中央通りの正面に建っているんですね。

大正5年に完成した大英帝国式ルネサンス様式。
昭和50年まではこの建物が県庁で、パスポートもここでもらったとか。

その後なんとか壊されずに、昭和61年から修復工事を始め、平成7年に現在の姿になったそうです。
現在修復中の東京駅とは建設した時代も重なる兄弟のような関係。
東京駅の工事関係者も見学調査に来るそうです。

どこの都道府県にもあったはずの旧庁舎。
すんばらしいです。祖父や曾祖父の世代の日本人みんなに感謝したくなります。

そして札幌よりも、バックトゥザフューチャーよりも、ずっと立派で美しい時計塔。

26.5kgの分銅を7mのワイヤーロープで吊って駆動しているそうです。
外からは全く見えない中庭。ニワトリはいません。

花笠祭りの時期に野外コンサートが開かれるそうです。

旧議事堂は、ホールとして利用することが出来、この日も音楽発表会が賑々しく開催されていました。
文翔館の内装については、庄内人さんのブログを参照下さい。
昼食です。栄屋本店。

おそらく知らない人は全く知らない、酸っぱくない冷やしラーメンで有名な店なんです。
メニューを見て下さい。冷やしだけでも13種類。そのうち11種類は一年中ありつけます。

でも、まだまだ寒い山形の春。
あったかメニューも沢山あるし、私はいつもまず、いつもの店に無いメニューから物色を始めるんです。
栄ラーメン、チャーシューメン(牛肉)、山形ラーメン、薬膳ラーメンに和風らーめん、牛モツラーメン、カツラーメン。みんな旨そう。
結局初志貫徹で、鳥中華です。ラーメンとらーめん、そして中華、全部ある店はそうそう無いでしょう。

んまいんまい、鳥の身。

やや太いストレート麺。しこしこです。

あったまりました。
どうです? 皆さん 山形に移住したくなりませんか?
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