Category: 祭りだワッショイ
Top of The World
函館の街歩きにちょっと飽きて、二本早い特急で青森に戻ったので、時間が出来ました。
それで青森駅前の、ワ・ラッセ再訪。
暮れに来たのに、写真が全く撮れていなかったのが悔しくて、再びチケットを買いました。

JAF会員割引あり。
荷物は案内所でタダで預かってもらえます。
2011年冬にも来ているので、三回目になります。
悔しかった反動もあり、画像多数です。

二階の入り口を入ると、ねぶたの歴史について、様々な説明があります。
一度ゆっくり読んでは見たいのですが。

三回目だし、とにかく写真を撮りたかったので、速攻で一階へ。

昨年の夏のねぶた本番で、選ばれた五基のねぶたが展示されています。

まずは、柳谷優浩氏の「新田義貞 龍神伝説」

光る剣と、黒い髪の暗い部分、非常にコントラストが強い作風です。

それだけではなくて、龍の鱗のような、細かな描写にも長けています。

すんばらすぃい。

上手くボケ味が出ていませんが、立体感も抜群。

次は、竹浪比呂央氏「大間の天妃神 千里眼と哪吒」。

更に素晴らしい、細かい描写力。

そして輝く、まさかりの刃。

目立たないところまで、しっかり描きこまれています。

美しい朱。

もはや、芸術品。昨年の最優秀制作者賞受賞作です。

次は内山龍星氏、「鬼童丸と袴垂保輔」。

とても躍動感があるねぶた。

葦毛の馬がいますね。

是非生で見ていただきたい。

お祭り本番ではなかなか近寄ることも出来ないし、ワ・ラッセのほうが、より美しく展示されていると思います。

限られた五基だけになりますが。

次は、昨年のねぶた大賞、第五代名人、千葉作龍氏の戦国武士華「前田慶次」。

前田慶次が戦う相手は、最上伊達連合軍でしょうか。
他と比べると、幾何学的な文様が多いように感じます。

かわいい鯱鉾を挟んで争う龍と、

虎。

最後は、北村隆氏、「児雷也」。第六代名人です。

これまた、細かい描写が多い。

大蛇の舌や、炎に剣。とんがったパーツがとても多いねぶたです。

はためく振り袖は珍しい意匠かも。

実にカラフルです。

短い北国の夏のような、刹那の爆発美。
世界最高の芸術作品だと思います。

通路の壁に、各ねぶた師の顔の特徴を比較できる、展示があります。

上は、内山龍星氏と、穐元和生氏。
そして、千葉作龍氏と、北村隆氏。

北村蓮明氏に、相馬寿郎氏。

文字をクリーム色に変えている作者の作品に注目してください。
外崎白鴻氏と、竹浪比呂央氏。

大白我鴻氏に、有賀義弘氏。

柳谷優浩氏と、諏訪慎氏。

立川龍宝氏に、北村春氏。

そして注目されている史上初の女性ねぶた師、北村麻子氏(左)。

皆さん、見事な出来栄えです。
優劣をつけるとすれば、見る人の好みしかありません。
こちらは京野和鴻氏。

ここでいったん外に出ます。
ワ・ラッセと、A-FACTORYの間の広場で、「あおもり灯りと紙のページェント」というイベントが、冬の間開かれているのでした。

まだ空が暮れ切らない、マジックアワーですね。

可愛らしいねぶたダルマたち。申し訳ありませんが、ねぶたを見たあとに眺めるのは可愛そう。

ダメよ、ダメダメー。

ワ・ラッセに戻ります。
青森のゴッホ。Sモンさんとちょっと似ている。

今回、ワ・ラッセ内のワークショップで、我生会という、ねぶたの流派の展示がありました。

学芸員のお母さんの説明では、ねぶた作者には大きく二つの流派があるらしいのです。

特徴を分けるのは鼻。


我生会の作者が造るねぶたの鼻には、横線がないのだそうです。

上の方のクリーム色の作者の作品をもう一度見てみてください。

どちらかと言えばマイナーらしいのですが、ソース顔?

静止しているねぶたを撮るとき、目線のラインを意識します。

睨まれたい。

素晴らしい作品たちですね。
下の画像、平面画のように写っていますが、ねぶた師ですから、もちろん立体作品です。

昨年の、夏のねぶたの様子は、こちらとそちら。
それで青森駅前の、ワ・ラッセ再訪。
暮れに来たのに、写真が全く撮れていなかったのが悔しくて、再びチケットを買いました。

JAF会員割引あり。
荷物は案内所でタダで預かってもらえます。
2011年冬にも来ているので、三回目になります。
悔しかった反動もあり、画像多数です。

二階の入り口を入ると、ねぶたの歴史について、様々な説明があります。
一度ゆっくり読んでは見たいのですが。

三回目だし、とにかく写真を撮りたかったので、速攻で一階へ。

昨年の夏のねぶた本番で、選ばれた五基のねぶたが展示されています。

まずは、柳谷優浩氏の「新田義貞 龍神伝説」

光る剣と、黒い髪の暗い部分、非常にコントラストが強い作風です。

それだけではなくて、龍の鱗のような、細かな描写にも長けています。

すんばらすぃい。

上手くボケ味が出ていませんが、立体感も抜群。

次は、竹浪比呂央氏「大間の天妃神 千里眼と哪吒」。

更に素晴らしい、細かい描写力。

そして輝く、まさかりの刃。

目立たないところまで、しっかり描きこまれています。

美しい朱。

もはや、芸術品。昨年の最優秀制作者賞受賞作です。

次は内山龍星氏、「鬼童丸と袴垂保輔」。

とても躍動感があるねぶた。

葦毛の馬がいますね。

是非生で見ていただきたい。

お祭り本番ではなかなか近寄ることも出来ないし、ワ・ラッセのほうが、より美しく展示されていると思います。

限られた五基だけになりますが。

次は、昨年のねぶた大賞、第五代名人、千葉作龍氏の戦国武士華「前田慶次」。

前田慶次が戦う相手は、最上伊達連合軍でしょうか。
他と比べると、幾何学的な文様が多いように感じます。

かわいい鯱鉾を挟んで争う龍と、

虎。

最後は、北村隆氏、「児雷也」。第六代名人です。

これまた、細かい描写が多い。

大蛇の舌や、炎に剣。とんがったパーツがとても多いねぶたです。

はためく振り袖は珍しい意匠かも。

実にカラフルです。

短い北国の夏のような、刹那の爆発美。
世界最高の芸術作品だと思います。

通路の壁に、各ねぶた師の顔の特徴を比較できる、展示があります。

上は、内山龍星氏と、穐元和生氏。
そして、千葉作龍氏と、北村隆氏。

北村蓮明氏に、相馬寿郎氏。

文字をクリーム色に変えている作者の作品に注目してください。
外崎白鴻氏と、竹浪比呂央氏。

大白我鴻氏に、有賀義弘氏。

柳谷優浩氏と、諏訪慎氏。

立川龍宝氏に、北村春氏。

そして注目されている史上初の女性ねぶた師、北村麻子氏(左)。

皆さん、見事な出来栄えです。
優劣をつけるとすれば、見る人の好みしかありません。
こちらは京野和鴻氏。

ここでいったん外に出ます。
ワ・ラッセと、A-FACTORYの間の広場で、「あおもり灯りと紙のページェント」というイベントが、冬の間開かれているのでした。

まだ空が暮れ切らない、マジックアワーですね。

可愛らしいねぶたダルマたち。申し訳ありませんが、ねぶたを見たあとに眺めるのは可愛そう。

ダメよ、ダメダメー。

ワ・ラッセに戻ります。
青森のゴッホ。Sモンさんとちょっと似ている。

今回、ワ・ラッセ内のワークショップで、我生会という、ねぶたの流派の展示がありました。

学芸員のお母さんの説明では、ねぶた作者には大きく二つの流派があるらしいのです。

特徴を分けるのは鼻。


我生会の作者が造るねぶたの鼻には、横線がないのだそうです。

上の方のクリーム色の作者の作品をもう一度見てみてください。

どちらかと言えばマイナーらしいのですが、ソース顔?

静止しているねぶたを撮るとき、目線のラインを意識します。

睨まれたい。

素晴らしい作品たちですね。
下の画像、平面画のように写っていますが、ねぶた師ですから、もちろん立体作品です。

昨年の、夏のねぶたの様子は、こちらとそちら。
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