Category: ウインドファーム
風太郎と又三郎
大槌の市街地から、川沿いに山手へ上がっていきます。
ところどころに
谷間の 僅かな平地に
あるいは 田んぼを埋めて
立ち並ぶ 仮設住宅
海辺から逃れてきた人たちの
ずっと続いている
仮の我が家
地方創生って、何をするんだろう。
だんだん狭くなって、ほぼ林道になりますが、舗装はされています。
途中、一匹のキツネを見かけました。遠野物語を聴いた後だったら、ちょっと背筋が寒くなったかも。
新山高原牧場に入って、もう一山登ると、展望台。

釜石広域ウインドファームに到着です。陸前大橋駅からは1時間20分ぐらいかな。
太平洋を背に元気に回る風車たちを眺めていると、やはり原発は要らないと思ってしまいます。

到着した時は、1基だけ停止していたのですが、下にワンボックスが停まっていまして、しばらくしたら動き出しました。
修理完了だな。
標高1000m。

津波到達エリアから上がってきたわけなので、結構な高低差ですね。富士山だと六合目から頂上ぐらいかな。
西に、早池峰山が望めます。

振り返ると、悲しい大槌湾。

平成16年12月に稼働し始めた釜石広域ウィンドファームの風車は、現在全部で43基。釜石市に17基、大槌町に14基、遠野市に12基あるそうで、新山高原の展望台周辺にあるのは、この内釜石市と大槌町のぶんです。
遠くに遠野市ぶんの風車を眺めることが出来ます。どう見ても12以上ありますね?

何基かは、釜石市域になるのかも。

快適な尾根道「スルーグリーンライン」を15分ほどドライブして、その遠野市側の風車の下へ。貞任高原。

安倍貞任ゆかりの地なのでしょうか。今の首相はその末裔と語っているとかいないとか。
遠くに大鎚側の風車たちも望めます。

すすきがカラフルなのは、花が咲いているということなんでしょうか。

うねる尾根に不規則に並ぶ風力発電機。

大陸の超大規模風力発電所のような、無機質な幾何学的配列と比べて、なんと日本的なことでしょう。

自動車工場のロボットたちに、一つ一つアイドルのような名前が付いている話を聞いたことがありますが、こいつらにもなにか名前を付けたいぐらいです。

長男は風太郎だな。

三男は又三郎。

飽きることがありません。

画像だけだと、長閑に見えるかもしれませんが、元々風車を建てる場所は、とても風が強いところ。
その風の音だけでも相当な音量なんですね。

そこに風車が回るリズミカルな風切音。賑やかなところなんです。
東北地方でのんびり風車群を眺めるなら、一に仁賀保高原、二に布引山、そして三番目がここ釜石広域ウインドファームになりますね。
それぞれ、鳥海山、磐梯山、早池峰山の近くです。
前回の訪問記はこちら、前々回はそちら。
遠野の里山へ降りて行きました。尾根道で鹿と並走したり。
人家が見えてくると、ちょうどカッパ淵の案内板が立っているあたりになります。
この日はもう遅いので、これ以上観光はせず、宿に向かいました。
天気が良い日に遠野を訪れたことがある方は、大体ご存知かと思いますが、遠くに見える貞任高原の風車たち、ホテルの部屋からも拝むことが出来ました。

数えてみると21基かな、どいつが長男かは判りませんが、なんと素晴らしい宿なんでしょう。
ところどころに
谷間の 僅かな平地に
あるいは 田んぼを埋めて
立ち並ぶ 仮設住宅
海辺から逃れてきた人たちの
ずっと続いている
仮の我が家
地方創生って、何をするんだろう。
だんだん狭くなって、ほぼ林道になりますが、舗装はされています。
途中、一匹のキツネを見かけました。遠野物語を聴いた後だったら、ちょっと背筋が寒くなったかも。
新山高原牧場に入って、もう一山登ると、展望台。

釜石広域ウインドファームに到着です。陸前大橋駅からは1時間20分ぐらいかな。
太平洋を背に元気に回る風車たちを眺めていると、やはり原発は要らないと思ってしまいます。

到着した時は、1基だけ停止していたのですが、下にワンボックスが停まっていまして、しばらくしたら動き出しました。
修理完了だな。
標高1000m。

津波到達エリアから上がってきたわけなので、結構な高低差ですね。富士山だと六合目から頂上ぐらいかな。
西に、早池峰山が望めます。

振り返ると、悲しい大槌湾。

平成16年12月に稼働し始めた釜石広域ウィンドファームの風車は、現在全部で43基。釜石市に17基、大槌町に14基、遠野市に12基あるそうで、新山高原の展望台周辺にあるのは、この内釜石市と大槌町のぶんです。
遠くに遠野市ぶんの風車を眺めることが出来ます。どう見ても12以上ありますね?

何基かは、釜石市域になるのかも。

快適な尾根道「スルーグリーンライン」を15分ほどドライブして、その遠野市側の風車の下へ。貞任高原。

安倍貞任ゆかりの地なのでしょうか。今の首相はその末裔と語っているとかいないとか。
遠くに大鎚側の風車たちも望めます。

すすきがカラフルなのは、花が咲いているということなんでしょうか。

うねる尾根に不規則に並ぶ風力発電機。

大陸の超大規模風力発電所のような、無機質な幾何学的配列と比べて、なんと日本的なことでしょう。

自動車工場のロボットたちに、一つ一つアイドルのような名前が付いている話を聞いたことがありますが、こいつらにもなにか名前を付けたいぐらいです。

長男は風太郎だな。

三男は又三郎。

飽きることがありません。

画像だけだと、長閑に見えるかもしれませんが、元々風車を建てる場所は、とても風が強いところ。
その風の音だけでも相当な音量なんですね。

そこに風車が回るリズミカルな風切音。賑やかなところなんです。
東北地方でのんびり風車群を眺めるなら、一に仁賀保高原、二に布引山、そして三番目がここ釜石広域ウインドファームになりますね。
それぞれ、鳥海山、磐梯山、早池峰山の近くです。
前回の訪問記はこちら、前々回はそちら。
遠野の里山へ降りて行きました。尾根道で鹿と並走したり。
人家が見えてくると、ちょうどカッパ淵の案内板が立っているあたりになります。
この日はもう遅いので、これ以上観光はせず、宿に向かいました。
天気が良い日に遠野を訪れたことがある方は、大体ご存知かと思いますが、遠くに見える貞任高原の風車たち、ホテルの部屋からも拝むことが出来ました。

数えてみると21基かな、どいつが長男かは判りませんが、なんと素晴らしい宿なんでしょう。
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Comments
素晴らしかった!
☆風写さんへ
お陰さまで素晴らしい景色を堪能できました・・
「スルーグリーンライン」⇒「スリーグリーンライン」
http://woodlandpath.web.fc2.com/rindo136.html
お陰さまで素晴らしい景色を堪能できました・・
「スルーグリーンライン」⇒「スリーグリーンライン」
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