11.3

　もう一昨日になってしまいました、東北にとっては記念すべき日となった11月3日文化の日。
　阿弖流為も、安倍貞任や藤原経清・秀衡も、伊達政宗や会津藩、そして仙台育英や光星学院も、跳ね返されてきた中央の壁を打ち破った、あの夜。

　第6戦で敗れたあと、おそらく多くの楽天ファンは、心のなかで、もう駄目かもと思ってたのでは。
　私もそうです。

　その11月3日の夜、また仕事場でノンアルコールな観戦です。
　ポストシーズン、最も安定していた美馬のピッチングに安心して、夕飯。

　社員食堂も十八番も閉まっていたので、やぎやまです。

　　　　　

　誰だ～～～、こんなポスター持って来たのは。



　とろ味噌つけ麺、750円。



　この夜はノーマルな、冷たい麺です。



　トロトロの熱いスープ。



　会社に戻ります。

　ピッチャーは則本に代わり、そしてブルペン。



　信じられないことに、投げているのは田中だけ。
　解説の工藤と古田も、何かの時のためでしょうねぇ、なんて言ってましたが、レイも斎藤も投げてないし。

　なんと9回出て来ちゃいました。



　やっぱりリリーフには向いてないのか、リーグ優勝を決めた時も、クライマックスファイナルの最後も、そして今回も、私の記憶では3回ともランナーを二人出してたはず。

　はらはらドキドキ。だから余計にドラマチックなんですけど。

　かつてのドカベンだったら、この9回だけで一ヶ月は保つ。



　そして勝利。この回に阿部村田に回っていたら、どうなってたことか。

　素晴らしいシリーズでした。
　MVPはもちろん美馬。松井がホームランを打っていたら微妙でしたけど。

　ポストシーズンは選手層の厚さがなくても勝てるのですね。

　田中は、もはや伝説です。14日発売のNumberが楽しみ。

　みんなが頑張ってくれて、S-1と特番も無事終了。

　26時には帰宅出来ました。

　ビール掛けや特番のスポンサーさんごめんなさい。

　　　　　

　実は来年以降のモチベーションを考えると、この日本シリーズは負けたほうが良いのかもなんて考えたこともありましたが、泣けました。

　11.3。　しかし、なんていう数字なんだろう。この日に決まる運命だったとしか思えません。