風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: 読書マン

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月はいくつ見えますか?

 初めて1984という数字を意識したのは、David BowieのDiamond Dogsの一曲ででした。

     

 1974年発売だそうですから、18の時。今でも一番好きなBowieのアルバムです。

 前の年の日本公演を、新宿の厚生年金ホールで見ていますが、おそらくこの曲は演奏されなかったでしょう。

 もちろんこの曲の元となったジョージ・オーウェルの小説も、二回ほど読んでいます。

 当時はまだずいぶん先の、ずっと未来のストーリーだと思っていたものですが、ドイツ駐在時代にその年はあっけなく終わり、そのあとの年月は、さらに加速度を増して、過ぎ去っているところです。

 いっぽう村上春樹は、昔から好きな小説家で、長編も多いし、だいたい読んできたと思いますが、オームの事件に関する著書のあたりからは少し遠ざかっていました。

 というか、最近数年は殆ど小説を読んでいなかったのですね。

 1Q84が出版された時も、しばらくの間は、IQ84だと思い込んでいました。
 IQの話なんて、小説の題材としては何だかなぁと感じたのを覚えています。

 今年になってさらに新作が出版されたのは知っていました。

 きっかけは、先日の温泉泊ツーリング。
 ルートマップを詳しくチェックすると、大峠から白布温泉に向かう途中で、一旦米沢の市内をわざわざ通っています。

 これは夜長に小説でも読もうかということで、Book offに立ち寄ったのでした。

IMGP0401.jpg

 文庫本でも良かったのですが、たまたまBOOK1だけなく、単行本になりました。新刊だと1800円の本が950円。

 結局白布温泉では読みもしなかったのですが、GW前に読み始め、面白いのでBOOK2と3もお取り寄せ。

 Amazonでそれぞれ、250円と889円。コンディションはどれも似たようなものですが、古本の値付けって、結構いい加減なんですね。BOOK2だけ少しカビ臭いかな。

 出版は1と2が2009年、3は2010年なんですね。1年あいだが開いている。

IMGP0402.jpg

 で、昨日の朝に読み終えました。とても満足です。

 青豆と天吾は私より二つ上。

 舞台も、私が知っている東京そのもので、バブル前、ケータイもインターネットもなかった古き良き時代です。
 もっとも1984年、日本に居たのは6月2日から30日の4週間だけ。
 天吾がふかえりと一緒に奥多摩に行ったり、青豆が図書館で新聞の縮刷版を読んだ頃でしょうか。

 二度目に青豆が高速道路でタクシーを降りた時、違うだろ、246の方からだろ、とつぶやいたりして。
 
 うちのマンションのベランダから、滑り台が見えましたよ。

IMGP0400_20130518073008.jpg

 でも月はひとつ。

 ところで日本語だと1984と、1Q84の読み方は同じということもできますが、外国語だと全く違ってきますね。
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テーマ : 幻想文学  ジャンル : 本・雑誌

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風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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