Category: ドライブ
なんにもないよ 誰もいないよ
女川の街の中心部だった地域を後にして、さらに北上。
再び石巻市に入ります。旧雄勝町。
東京駅や、旧山形県庁文翔館の屋根を飾る、雄勝石の産地。日本一の硯の名産地に入ります。

中心部の人口が、震災発生前の二割になってしまっていると云われる地域に、美味しそうなお蕎麦屋さんを発見。

てらっぱだげ。
入店したときはほぼ満卓でした。

震災で、お店も住居も流されてしまったそうなのですが、前のお店の記事はサエモンさんのブログにありました。以前は居酒屋も兼ねていたようですが、今は蕎麦専門。夜に人が集まれるような場所ではなくなってしまいるのです。

無断引用させていただきますが、某ブログによれば、店主自ら造り上げた店舗とか。

素敵です。品書きは、目に言ふ、ですよ。

二色ざる。1000円。

白く透き通った更科。

二八の薮そば。これがんまいんです。

そして美しく滴り落ちる、蕎麦湯。

素晴らしいお蕎麦屋さんです。
ほとんど壊滅状態だったと思われる、旧雄勝町の中心部、てらっぱだげ、頑張ってください。
引き続き北上して釜谷峠を越えると、さらに悲しい場所に到着します。石巻市、旧北上町。

大川小学校。
友人に少なくとも私が知っていることを話そうとするのですが、喋ることが出来ません。

皆さんご存知と思いますが、ウィキペディアから。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波が地震発生後およそ50分経った15時36分頃、三陸海岸・追波湾の湾奥にある新北上川(追波川)河口から約5kmの距離にある当校を襲い、校庭に避難していた児童108名中70名が死亡、4名が行方不明(2012年1月23日現在)、教職員13名中、校内にいた11名のうち9名が死亡、1名が行方不明となった。

地震直後、校舎は割れたガラスが散乱し、余震で倒壊する恐れもあり、学校南側の裏山は急斜面で足場が悪いことから(泥炭地で足が滑りやすいと判断されていた。津波が来た際にあわてて裏山に登り助かった児童も雪で足を滑らせながらもよじ登った)、約200m西側にある周囲の堤防より小高くなっていた新北上大橋のたもと(三角地帯)を目指して移動し始めた。

その直後、堤防を乗り越えた巨大な津波が児童の列を前方からのみ込んだ。列の後方にいた教諭と数人の児童は向きを変えて裏山を駆け上がるなどして、一部は助かった。

その後のマスコミ取材で、裏山と三角地帯が避難先の候補となり、山へ逃げるという意見と、老人も含まれていることを考慮して三角地帯にするべきという意見が教職員の間で対立し、最終的に三角地帯を目指した事が分かってきている。なお、目ざした三角地帯も、津波に呑み込まれている。

神はいるのか。言葉になりません。

直接海が見えることはない山あいの集落跡。数えきれないくらいのダンプカーが行き来していました。

悲しいほど、お天気。

さらに北上します。つづく。
再び石巻市に入ります。旧雄勝町。
東京駅や、旧山形県庁文翔館の屋根を飾る、雄勝石の産地。日本一の硯の名産地に入ります。

中心部の人口が、震災発生前の二割になってしまっていると云われる地域に、美味しそうなお蕎麦屋さんを発見。

てらっぱだげ。
入店したときはほぼ満卓でした。

震災で、お店も住居も流されてしまったそうなのですが、前のお店の記事はサエモンさんのブログにありました。以前は居酒屋も兼ねていたようですが、今は蕎麦専門。夜に人が集まれるような場所ではなくなってしまいるのです。

無断引用させていただきますが、某ブログによれば、店主自ら造り上げた店舗とか。

素敵です。品書きは、目に言ふ、ですよ。

二色ざる。1000円。

白く透き通った更科。

二八の薮そば。これがんまいんです。

そして美しく滴り落ちる、蕎麦湯。

素晴らしいお蕎麦屋さんです。
ほとんど壊滅状態だったと思われる、旧雄勝町の中心部、てらっぱだげ、頑張ってください。
引き続き北上して釜谷峠を越えると、さらに悲しい場所に到着します。石巻市、旧北上町。

大川小学校。
友人に少なくとも私が知っていることを話そうとするのですが、喋ることが出来ません。

皆さんご存知と思いますが、ウィキペディアから。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波が地震発生後およそ50分経った15時36分頃、三陸海岸・追波湾の湾奥にある新北上川(追波川)河口から約5kmの距離にある当校を襲い、校庭に避難していた児童108名中70名が死亡、4名が行方不明(2012年1月23日現在)、教職員13名中、校内にいた11名のうち9名が死亡、1名が行方不明となった。

地震直後、校舎は割れたガラスが散乱し、余震で倒壊する恐れもあり、学校南側の裏山は急斜面で足場が悪いことから(泥炭地で足が滑りやすいと判断されていた。津波が来た際にあわてて裏山に登り助かった児童も雪で足を滑らせながらもよじ登った)、約200m西側にある周囲の堤防より小高くなっていた新北上大橋のたもと(三角地帯)を目指して移動し始めた。

その直後、堤防を乗り越えた巨大な津波が児童の列を前方からのみ込んだ。列の後方にいた教諭と数人の児童は向きを変えて裏山を駆け上がるなどして、一部は助かった。

その後のマスコミ取材で、裏山と三角地帯が避難先の候補となり、山へ逃げるという意見と、老人も含まれていることを考慮して三角地帯にするべきという意見が教職員の間で対立し、最終的に三角地帯を目指した事が分かってきている。なお、目ざした三角地帯も、津波に呑み込まれている。

神はいるのか。言葉になりません。

直接海が見えることはない山あいの集落跡。数えきれないくらいのダンプカーが行き来していました。

悲しいほど、お天気。

さらに北上します。つづく。
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