風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: カメラ

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クラシックカメラマン121

 最近こんなカメラを入手しました。

P2231475.jpg

 1959年発売のYASHICA 44LM。

     P2231476.jpg

 いわゆる二眼レフってやつですね。

 ローライフレックスや、マミヤフレックスなどの、もっとも一般的な二眼レフは、コードナンバー120と呼ばれる6cm幅のフィルムで、6x6cmの画面サイズなのですが、このカメラは4x4cm。コードナンバー127、ヴェスト版と呼ばれるちょっと入手が難しくなっている4.5cm幅のフィルムを使用します。ちなみに普通の35mmフィルムのコードナンバーは135です。

P2231486.jpg

 正方形なので、カメラを90°倒しての撮影は考えられていません。

 下側のレンズが撮影用、手前がシャッターボタン、向かってレンズの左にあるのがシャッターチャージ、右側のレバーがセルフタイマーです。

P2231485.jpg

 つまり、カメラを首にぶら下げた時に、前面の右下にシャッターリリースがあることになります。

 上のレンズがファインダー専用。撮影用と同じ画角ですが、光学性能はどうなんでしょう。全く同じものかな?

 ファインダーは反射式で、上から覗くのが格好良いというか、被写体が人物の場合に、目線を逸らすことが出来るという、時には利点、時には不利になる特徴があるとともに、実はファインダー像が構造上左右反転しているという問題があります。

P2231469.jpg

 つまり被写体が左から右に動く場合、逆に右から左に動くわけです。かなりの慣れが必要。

 カメラマンから見て左側の回転ノブがピント調整です。これを回すと、レンズの土台全体が前後に動きます。

     P2231480.jpg

 上のレンズからの光がファインダーに像を結ぶのですが、これでピントをあわせるのです。

 ファインダーの蓋にはルーペが内蔵されているので、これを跳ねあげて、精密調整することも可能、デジカメにも似たような機能がありますよね。

P2231471.jpg

 そしてこのカメラには二眼レフでは珍しい、露出計が内蔵されています。LM=Light Meterですね。

P2231477.jpg

 メーター表示はLV。Light Value方式です。

 フィルム巻上げノブに計算尺みたいな早見表示があり、メーターの測定結果から、絞りとシャッタースピードの組み合わせを決めます。

     P2231482.jpg

 絞りとシャッタースピードの調整ノブは、ふたつのレンズの間両側に、シンメトリーに配置されています。

P2231479.jpg

 そして絞りとシャッタースピードの表示は上から覗く位置。露出計のメータと同時に見ることができますね。

P2241509.jpg

 かなりの手間が必要なことが、お分かりになりましたでしょうか。 

 6x6版のローライコードと並べると、かなりコンパクトです。

P2231487.jpg

 同じフィルムを使用する、Kodak Vest Pocketとの2ショット。

P2231489.jpg

 使用時の大きさはあまり変わりませんが、たたんだ時の差は歴然。

P2231491.jpg

 今回入手した個体には革ケースとともに、カラーネガフィルムも付いていました。

P2231494.jpg

 使ってみたい。
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テーマ : フィルムカメラ  ジャンル : 写真

Comments

127
ベスト判の二眼レフは、フィルムの入手が大変なので持っていませんが、興味はあります。
YASHICAはminoltaと一緒に?最後まで頑張って二眼レフを作っていたので、学生時代に新品を買う気になれば買えたのですが、当時は二眼レフが欲しいわけではなかった。
フィルムが付いているそうなので、ぜひ撮った写真が見たいものです。
ただし、現像してもらえるかどうか心配です。
現像できたとしても、スプールは貴重なので返してもらわないと。
スプールがあれば、120のフィルムを暗室内で加工して作ることもできます。
白黒フィルムなら自分で現像することもできますが、専用リールがないので皿現像しかできませんね。
でも苦労するカメラほど可愛いものですよね。
百日紅さんへ
ヤフオクで検索すると、127フィルム、結構ありますがやっぱり高いですね。
http://auctions.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=127%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0&tab_ex=commerce&auccat=23632&slider=0

127フィルム現像をやってくれる店
http://efke.exblog.jp/i41/
http://cafe.toylab.jp/tag/127%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%8F%BE%E5%83%8F/

でも近所にちょっと大きな写真館があるので、たぶん引き受けてくれるでしょう。
http://www.yoshidacamera.co.jp/sendai/dep.html

暖かくなったらトライします。






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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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