風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: 博物芸術

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いなかみち ヨロレイー

 五城目をあとにして、国道285号線を東へ。大館方向に向かいます。たぶん初めて通る道。

 和田峠を越えると上小阿仁村です。

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 萩形渓谷の標識のところを右折。県道129号線。

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 道傍に白い花、と思いきや、かざぐるまです。

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 旅人を、こっちこっちと招くように、健気にくるくる回っています。

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 山奥で、アートなイベントが開かれているのでした。

 上小阿仁村八木沢地区。八木山から八木沢にやってきたことになりますね。

アプローチ地図

 白いかざぐるまをたどりながら、ところどころ狭い道を9km走り、八木沢公民館にTTを停めました。朝9:30。

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 3年に一度、越後妻有で開かれる大地の芸術祭、アートトリエンナーレ2012の、飛び地開催が、この上小阿仁村八木沢集落で開かれているのです。

アートトリエンナーレ

 国内でも最も過疎化が進んでいると言われる地域の一つ、秋田県山間部、その秋田県の中で一番人口が少ない上小阿仁村、その中で更に国道から9km山に入った、戸数8、人口20人の集落で、たぶん村おこしの意味も含めて開かれている棚田アートイベント、これは見に行かないと。

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 旧八木沢分校でもらった地図、そんなに大きなイベントではありません。

八木沢地図

 案内してくれた集落の人に、歩いて一時間ぐらいかかりますよーと言われます。

 わくわくわくわく。

      

 山と田んぼの間の小道、朝から暑い中、ウォーキング開始です。BGMは風の音と蝉の声。

 まずは地元の大学准教授、長沢桂一さんの織、「八木沢2012」。

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 八木沢の子供や大人と一緒に織った布を使っています。

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 人が作った織物と、八木沢の自然が同時に目に入ってくるデザインですね。

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 住民が干している洗濯物みたいで、里山にとてもマッチした作品と感じました。

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 森香織さんの染色、「microcosm」。

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 こちらも住民とのワークショップで制作された作品だそうです。

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 一枚一枚に人々の地域に対する思いが込められています。

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 棚田が広がる、美しい山里。日本中、どこにでもある風景ですね。

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 今度は横手の農民彫刻家、皆川嘉左エ門さんの木彫り、「大地の叫び」。

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 豪快です。

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 まとめないで、点在させたほうが良かったかも。

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 道端の花。

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 自分の故郷でなくても、こんな山里を歩いてみたい人は多いはず。

 でも、やはり何か名所やイベントがないと、行けないもんです。

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 十文字の皆川嘉博さんの彫刻、野焼作品+馬具「源流-八木沢の風-」。

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 これが一番痺れました。

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 これはインスタレーションではありませんが、絵になりますね。

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 これまた秋田公立美術工芸短期大学准教授の、芝山昌也さんの彫刻、「Transfiguration-hasagake(変容-はさがけ-)」。

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 このはさがけの、なんと呼ぶんだろう、支え木の部分。
 一本一本違ってて、面白いですよね。

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 工業製品と、全然違う。
 何か、都会や工学に対するアンチテーゼ。

 うちに一本欲しくなりました。正確な名前を知っている方、教えて下さい。

 そして、よく見てください。アンチテーゼにしては、ピカピカの台に乗ってるんですね。

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 こちら側が映ってます。

 このはさがけの支え木。もちろん収穫した稲を、天日干しするのに使われるのですが、今回のイベントのポスターを始め、様々な形で使われていました。

 パンフ表

 以前、新津に行ったときは並木のように、並んで育てられたタモの木が使われていました。

 素敵なイベントでした。

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 だけどまだまだつづくのです。機材は、NEX-7とレンズいろいろです。

 ずっとこんな唄を口ずさんでいました。

   

 駆け出すことは出来ませんでしたけど。
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Comments

ミステリアス
☆風写さんへ
真っ白な風車に導かれて前に進むなんてなかなか良いですね・・・
でも、一つだけこの風車(かざぐるま)が有ったとしたら、なんかドキッとしますね。
又又素敵な場所を案内してもらいました!
ここで使用されている幟とポスターのデザイン納得しました・・
大好きですねこういうの!
LYNX☆さんへ
そうですか。ありがとうございます。

イベントは、9月17日まで。
北海道に行く途中に立ち寄る手もありますよ。

妻有の方は3年毎ですが、こちらは今回限りの可能性大です。






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風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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