Category: カメラ
クラシックカメラマン118
今日紹介するカメラは、ニコンです。

日本光学は戦時中、双眼鏡や狙撃銃のファインダーなど、主に軍事用の光学機器を制作するメーカーでした。
カメラを造り出したのは意外に遅く、戦後1948年です。
これはその2号機か3号機に当たる、Nikon S。1950年発売ですが、まだまだ見事な光沢が残っています。

その設計は、内部はライカ、外部はコンタックスに酷似しています。

そのニコンの最初のモデル、Nikon Ⅰは、35mmフィルムを使用しているものの、標準の画面サイズ、36x24mmを何故か採用せず、32x24mmでした、4:3ですね。アナログテレビと同じアスペクト比。
これが不評で、このNikon Sでは、34x24mmになります。
SとS2の2ショット。

S2になってやっと36x24mm、3:2になったのでした。何故だかは不明です。

Sが、実質的には初の市販向けニコンだったようで、これに対する反響で改良されたのがS2ということなのでしょう。ファインダーもかなり見やすくなり、フィルム巻き上げもレバー式に、巻き戻しもクランク式になりました。

ファインダーは後のS3で更に大きく見やすくなっています。

この辺りは、ライカM3の影響ですね。

このレンズは、S2についてきた、ゾナータイプのニッコール50mm。

コンタックスの真似をしたバヨネットマウントです。

ちょっと変わったフラッシュ用の接続端子。取って付けたようですね。

還暦を過ぎた今も輝き続けるカメラなんです。

日本光学は戦時中、双眼鏡や狙撃銃のファインダーなど、主に軍事用の光学機器を制作するメーカーでした。
カメラを造り出したのは意外に遅く、戦後1948年です。
これはその2号機か3号機に当たる、Nikon S。1950年発売ですが、まだまだ見事な光沢が残っています。

その設計は、内部はライカ、外部はコンタックスに酷似しています。

そのニコンの最初のモデル、Nikon Ⅰは、35mmフィルムを使用しているものの、標準の画面サイズ、36x24mmを何故か採用せず、32x24mmでした、4:3ですね。アナログテレビと同じアスペクト比。
これが不評で、このNikon Sでは、34x24mmになります。
SとS2の2ショット。

S2になってやっと36x24mm、3:2になったのでした。何故だかは不明です。

Sが、実質的には初の市販向けニコンだったようで、これに対する反響で改良されたのがS2ということなのでしょう。ファインダーもかなり見やすくなり、フィルム巻き上げもレバー式に、巻き戻しもクランク式になりました。

ファインダーは後のS3で更に大きく見やすくなっています。

この辺りは、ライカM3の影響ですね。

このレンズは、S2についてきた、ゾナータイプのニッコール50mm。

コンタックスの真似をしたバヨネットマウントです。

ちょっと変わったフラッシュ用の接続端子。取って付けたようですね。

還暦を過ぎた今も輝き続けるカメラなんです。
- 関連記事
-
- モダンカメラマンⅬⅡ (2012/11/30)
- モダンカメラマンLⅠ (2012/11/03)
- 時にはフィルムで (2012/09/23)
- 夢が膨らむ 体も膨らむ (2012/09/15)
- クラシックカメラマン120 (2012/07/26)
- クラシックカメラマン119 (2012/07/15)
- モダンカメラマンL (2012/07/09)
- クラシックカメラマン118 (2012/06/12)
- 割れ鍋にとじ蓋 (2012/06/09)
- クラシックカメラマン117 (2012/05/12)
- 拙者の接写術 (2012/04/26)
- モダンカメラマンⅩLⅨ (2012/04/05)
- クラシックカメラマン116 (2012/03/19)
- おとりよせ42 (2012/03/03)
- クラシックカメラマン115 (2012/02/28)