Category: 博物芸術
過去のエネルギーではない
いわき市内、主に国道6号線を南下し、辿り着いたのは、いわき湯本駅にほど近い此処。

いわき市石炭・化石館「ほるる」です。なんともキャッチーでない名称。

今回いわきでは、常磐炭鉱の遺跡を見学してみたいという、漠然とした目的があったので、まずは此処に来てみたのでした。

順路に従うと、まずは化石館。

いわきでは、首長竜をはじめ、複数種の恐竜化石が発掘されており、この博物館の元になっているのですが、目立つのはアメリカや中国で発見された恐竜の化石標本が多く、どれがいわき産なのか、今ひとつ分かりにくい展示でした。

鯨の骨格も混じっていますね。

館内にかつての炭鉱遺跡もあり、一旦表に出たら、梅が綺麗に咲いていました。

湯本第六坑人車坑入口。

戦後まもなく昭和天皇も見学に訪れ、入坑されたそうです。

閉山するまでは、このような出入口は無数にあったのでしょう。

一旦館内に戻り、エレベータで地下へ。
昔の炭鉱内が再現されていました。足尾銅山を想い出します。

手掘りから機械掘りへ、道具の進歩も学べます。

フラガールの撮影にも使われたのかな。
最新の掘削マシン。

事故発生時の、救助隊員。

石油や原子力の躍進で、炭鉱は閉山してしまいましたが、石炭そのものは掘り尽くされたわけではありません。

まだ大量のエネルギーは残っているのです。
なぜかD51も残されていました。

炭鉱の産業遺跡に関してはあまり情報が得られませんでしたが、パンフレットを入手。
これもネットで調べた、いわきヘリテージツーリズム協議会のページそのものでしたが、それを片手に、湯本の北側、内郷地区に入ります。

あっさり見えてきた、上の常磐炭礦内郷礦中央選炭工場。
隣にある内郷水中貯炭場。

国内初の水中貯炭場だそうです。
子供の頃の家の周りにも、謎の建築物やお化け屋敷のような邸宅があったものですが、ここもすっかり風景の一部になっているものの、遺跡としては取り扱われていません。

もっと近づいてみたいのですが、八幡平の松尾鉱山住宅と同様、立入禁止。

ここは石炭の積み下ろし場かな、ただの駐車スペースになっていました。

機会を見つけて、見学ツアーにでも応募しないと、中には入れそうにありません。

他にも何か無いか、裏道をうろついて、脱輪。

ヘリテージ探索は諦めました。
宿に入る時間まで若干余裕があったので、花を眺めに、フラワーセンター再び。
いわき市内、丘に上がっていくと、まだまだかなりの数の仮設住宅が立ち並んでいます。

前回の訪問はこちら。

風車と白木蓮。コブシか?

温室のブーゲンビリア。

これはなんだろう、たくさんありました。

ひとつ鉢植えで欲しくなりましたが、売店はありません。

天気が良かったので、太平洋が見えました。

そういえばいわき沖には、洋上風力発電の実験施設があるはず。

近くに行ってみたいものです。

いわき市石炭・化石館「ほるる」です。なんともキャッチーでない名称。

今回いわきでは、常磐炭鉱の遺跡を見学してみたいという、漠然とした目的があったので、まずは此処に来てみたのでした。

順路に従うと、まずは化石館。

いわきでは、首長竜をはじめ、複数種の恐竜化石が発掘されており、この博物館の元になっているのですが、目立つのはアメリカや中国で発見された恐竜の化石標本が多く、どれがいわき産なのか、今ひとつ分かりにくい展示でした。

鯨の骨格も混じっていますね。

館内にかつての炭鉱遺跡もあり、一旦表に出たら、梅が綺麗に咲いていました。

湯本第六坑人車坑入口。

戦後まもなく昭和天皇も見学に訪れ、入坑されたそうです。

閉山するまでは、このような出入口は無数にあったのでしょう。

一旦館内に戻り、エレベータで地下へ。
昔の炭鉱内が再現されていました。足尾銅山を想い出します。

手掘りから機械掘りへ、道具の進歩も学べます。

フラガールの撮影にも使われたのかな。
最新の掘削マシン。

事故発生時の、救助隊員。

石油や原子力の躍進で、炭鉱は閉山してしまいましたが、石炭そのものは掘り尽くされたわけではありません。

まだ大量のエネルギーは残っているのです。
なぜかD51も残されていました。

炭鉱の産業遺跡に関してはあまり情報が得られませんでしたが、パンフレットを入手。
これもネットで調べた、いわきヘリテージツーリズム協議会のページそのものでしたが、それを片手に、湯本の北側、内郷地区に入ります。

あっさり見えてきた、上の常磐炭礦内郷礦中央選炭工場。
隣にある内郷水中貯炭場。

国内初の水中貯炭場だそうです。
子供の頃の家の周りにも、謎の建築物やお化け屋敷のような邸宅があったものですが、ここもすっかり風景の一部になっているものの、遺跡としては取り扱われていません。

もっと近づいてみたいのですが、八幡平の松尾鉱山住宅と同様、立入禁止。

ここは石炭の積み下ろし場かな、ただの駐車スペースになっていました。

機会を見つけて、見学ツアーにでも応募しないと、中には入れそうにありません。

他にも何か無いか、裏道をうろついて、脱輪。

ヘリテージ探索は諦めました。
宿に入る時間まで若干余裕があったので、花を眺めに、フラワーセンター再び。
いわき市内、丘に上がっていくと、まだまだかなりの数の仮設住宅が立ち並んでいます。

前回の訪問はこちら。

風車と白木蓮。コブシか?

温室のブーゲンビリア。

これはなんだろう、たくさんありました。

ひとつ鉢植えで欲しくなりましたが、売店はありません。

天気が良かったので、太平洋が見えました。

そういえばいわき沖には、洋上風力発電の実験施設があるはず。

近くに行ってみたいものです。