Category: ロコモーション
60年近く、風雪に耐えてきたけれど
前の日に対岸の展望台から眺めたタウシュベツ橋梁。

冬場は湖面が凍結して、ワカサギ釣りをしながら歩いてアプローチできるそうなのですが、夏場は林道経由または、手こぎボートのみ。林道はゲートに鍵がかかっていて、公式のツアーで入るか、片道4kmヒグマに会わないように歩くか。

それがそれが、全くの想定外で、宿にゲートを開ける鍵があり、近くから見学できることになったのでした。

早起きして、ワールドカップサッカーを見つつ、朝湯をもらいにロビーに降りたら、ご主人は女子ゴルフを見ていました。
釣り客も多いので、朝はわりと賑やかな宿なんです。
朝6時にSくんと出発してゲートまで走ったら、先客がいました。

中年女性二人でしたね。開けていただきました。

ゲートから最寄りの駐車場まで、いつヒグマの親子に遭遇してもおかしくない、フラットでストレートな林道を約4km走り、10台ほど駐車可能な広場から、200mほど歩くと、橋が見えてきます。

ちょうどまっすぐ鉄道の旧ルートなので、写真だとよくわかりません。
38年前に行った、野付半島のトドワラを思い出しました。

この季節、水が少ないので、あとは湖畔に降りてのんびり橋をを見学することが出来ました。

タウシュベツ川ともう一本の川が東のほうから流れ落ちてくるところに、橋が掛けられています。

ロープが張ってあって、橋のそばに近づくことは出来ません。

老朽化した橋には、水没時に水が染み込み、冬に凍結して膨張、これがコンクリート構造を破壊していくプロセスだそうです。

美しいアーチ構造は、バランスを崩すと一気に連鎖反応で倒壊する恐れがあり、毎年今年が見納めかもと言う噂で、訪れる人が絶えないそうです。

到着した頃には、曇っていましたが、なんと晴れてきました。ウペペサンケ山のてっぺんが見えます。

最初は二人だけでしたが、満員で参加できなかった早朝ツアーのチームが十数人、私達のあとに来ました。

おかげで少し、ガイドさんの説明を聴くことも出来ました。

写真に人を入れると、大きさが実感できますね。

ウペペサンケ山、ますます見えてきます。
こちらが石狩岳かな。

パノラマ合成写真。その一。

ロープぎりぎりこの辺りまで近づけます。

古代ローマ時代の水道橋は、南フランスのポン・デュ・ガールや、スペインのセゴビアでも見たことがありますが、あちらは約2000年前のものだとはいえ、雰囲気は似ています。

合成パノラマ画像、その二。

私は、水面に綺麗に映る状態で見てみたかったのですが、前にも来ているS君曰く、今回の状態のほうが、橋に近づけるから良いんですとのこと。

なるほど。

ロープがなければ、まっすぐ橋の下をくぐっていける反対側に、一応遠慮してぐるっと回って移動します。

ますます晴れてきて、アーチ橋の影まで美しい風景ですね。

逆光になるので、後回しにしてた反対側に回りました。

あと1mちょっと増水すればめがね橋の写真が撮れますが、撮影場所も水没しますね。

前日訪れた展望台は、ちょうど真後ろ、きっとあの辺り。湖の対岸です。

めがね橋になるのが見える角度なんですね。

順光になる、午後がオススメです。
木の根っ子は、1955年にダムが建設された当時に伐採されたものだそうです。

すっかりピーカンになって、石狩岳と音更山もくっきり。

ウペペサンケ山方向も。

そして南の方向。感動の時間でした。

また廃線跡を歩いて駐車場へ。

帰りは、Sくんにゲートを開けてもらいます。

ところで入る時に先行していた車の女性二人はどこへ行ったのかが、ずっと疑問でした。
宿に戻って、朝飯の時にご主人と話をしていて、納得。
林道をもう少し走ると、反対側の対岸から橋を眺めるポイントがあるのです。宿の食堂にもその方向から撮影した画像が。

何だ、早く教えてよ。また来ないと。
画像は、Nikonのフォトギャラリーにも上げてますので、御覧ください。
興奮したまま、朝食です。

美味しくいただきました。

お世話になりました、また行きます。
タウシュベツ橋の最新の状況はこちら、ツアーの案内はそちらでどうぞ。

冬場は湖面が凍結して、ワカサギ釣りをしながら歩いてアプローチできるそうなのですが、夏場は林道経由または、手こぎボートのみ。林道はゲートに鍵がかかっていて、公式のツアーで入るか、片道4kmヒグマに会わないように歩くか。

それがそれが、全くの想定外で、宿にゲートを開ける鍵があり、近くから見学できることになったのでした。

早起きして、ワールドカップサッカーを見つつ、朝湯をもらいにロビーに降りたら、ご主人は女子ゴルフを見ていました。
釣り客も多いので、朝はわりと賑やかな宿なんです。
朝6時にSくんと出発してゲートまで走ったら、先客がいました。

中年女性二人でしたね。開けていただきました。

ゲートから最寄りの駐車場まで、いつヒグマの親子に遭遇してもおかしくない、フラットでストレートな林道を約4km走り、10台ほど駐車可能な広場から、200mほど歩くと、橋が見えてきます。

ちょうどまっすぐ鉄道の旧ルートなので、写真だとよくわかりません。
38年前に行った、野付半島のトドワラを思い出しました。

この季節、水が少ないので、あとは湖畔に降りてのんびり橋をを見学することが出来ました。

タウシュベツ川ともう一本の川が東のほうから流れ落ちてくるところに、橋が掛けられています。

ロープが張ってあって、橋のそばに近づくことは出来ません。

老朽化した橋には、水没時に水が染み込み、冬に凍結して膨張、これがコンクリート構造を破壊していくプロセスだそうです。

美しいアーチ構造は、バランスを崩すと一気に連鎖反応で倒壊する恐れがあり、毎年今年が見納めかもと言う噂で、訪れる人が絶えないそうです。

到着した頃には、曇っていましたが、なんと晴れてきました。ウペペサンケ山のてっぺんが見えます。

最初は二人だけでしたが、満員で参加できなかった早朝ツアーのチームが十数人、私達のあとに来ました。

おかげで少し、ガイドさんの説明を聴くことも出来ました。

写真に人を入れると、大きさが実感できますね。

ウペペサンケ山、ますます見えてきます。
こちらが石狩岳かな。

パノラマ合成写真。その一。

ロープぎりぎりこの辺りまで近づけます。

古代ローマ時代の水道橋は、南フランスのポン・デュ・ガールや、スペインのセゴビアでも見たことがありますが、あちらは約2000年前のものだとはいえ、雰囲気は似ています。

合成パノラマ画像、その二。

私は、水面に綺麗に映る状態で見てみたかったのですが、前にも来ているS君曰く、今回の状態のほうが、橋に近づけるから良いんですとのこと。

なるほど。

ロープがなければ、まっすぐ橋の下をくぐっていける反対側に、一応遠慮してぐるっと回って移動します。

ますます晴れてきて、アーチ橋の影まで美しい風景ですね。

逆光になるので、後回しにしてた反対側に回りました。

あと1mちょっと増水すればめがね橋の写真が撮れますが、撮影場所も水没しますね。

前日訪れた展望台は、ちょうど真後ろ、きっとあの辺り。湖の対岸です。

めがね橋になるのが見える角度なんですね。

順光になる、午後がオススメです。
木の根っ子は、1955年にダムが建設された当時に伐採されたものだそうです。

すっかりピーカンになって、石狩岳と音更山もくっきり。

ウペペサンケ山方向も。

そして南の方向。感動の時間でした。

また廃線跡を歩いて駐車場へ。

帰りは、Sくんにゲートを開けてもらいます。

ところで入る時に先行していた車の女性二人はどこへ行ったのかが、ずっと疑問でした。
宿に戻って、朝飯の時にご主人と話をしていて、納得。
林道をもう少し走ると、反対側の対岸から橋を眺めるポイントがあるのです。宿の食堂にもその方向から撮影した画像が。

何だ、早く教えてよ。また来ないと。
画像は、Nikonのフォトギャラリーにも上げてますので、御覧ください。
興奮したまま、朝食です。

美味しくいただきました。

お世話になりました、また行きます。
タウシュベツ橋の最新の状況はこちら、ツアーの案内はそちらでどうぞ。