Category: 空花鳥風月雲
これだって日食でしょ
さて昨日はまたもや天体ショーでした。
実は前日の朝は、熱が9度4分まで上昇し、ふらふらで車も運転できない状態。
なんとか、かかりつけに連荘でたどり着き、点滴を打ってもらってほぼ復活していたのでした。
大体、熱発(これって競馬用語?)すること自体がおそらく何十年ぶり、歳のせいかもしれませんが、大変なことなんですね。
その翌日。
再び、金環蝕観察グッズの登場です。

カメラとレンズ+フィルターは前回と同じですが、日食観察グラスは、双眼鏡の前に固定してみました。
またまた非常階段に出て、朝7:19。

予報通り雲に隠れています。
7:49。出てきました。

左側に黒い点。
金星ってこんなに大きかったのですね。
通常我々が見ている輝く金星はほぼ半月(半金?)程度までですから、実力はその倍、全てが光れば相当明るくなるんでしょうね。
8:14。通勤前に眺められるのはこのくらいが限界。

ところで、金星の太陽面通過ですが、考えてみると、水星の太陽面通過のほうが多いはず。
調べてみました。金星は1世紀にせいぜい1回か2回ですが、13回か14回の割合で起こるそうです。
前回が2006年で次回が2016年。
それはいいとして、これは当然とも言えるのかもしれませんが、どちらも起きる日がほぼ決まっているんだそうです。
金星の場合は6月7日頃と12月9日頃。
水星は、5月10日頃か11月10日頃なんだそうです。これは面白い。
要は地球の公転面と内惑星の公転面が、同一ではなく、傾いているため、太陽を中心にして考えると、両者が同一面上に来るのが年に二回だけ、だからなんですね。
新月の時に毎回日食が起きず、満月がいつも月食にならないのと同じ理由ですが、惑星同士だから、太陽暦に同期するわけです。

ちょっとトリミングしてみました。

ケブラーは1631年の金星の太陽面通過を予想したそうです。徳川秀忠が死去する前の年ですよ。すごいですね。
ところで今回制作した、日食メガネを装着した双眼鏡。裸眼+日食メガネでは殆ど見えないだろうと思って作ったのですが、

完全に失敗、全く見えませんでした。
双眼鏡でF値が落ちることを計算に入れていませんでした。
もともと裸眼に悪い影響が出ないようギリギリに計算されて作られている製品。
安い双眼鏡ですから、これだけでもおそらくF16相当以上、かなり光量が減衰しているはずですね。見えるはずがないんです。
また一つ良い経験をさせてもらいました。
実は前日の朝は、熱が9度4分まで上昇し、ふらふらで車も運転できない状態。
なんとか、かかりつけに連荘でたどり着き、点滴を打ってもらってほぼ復活していたのでした。
大体、熱発(これって競馬用語?)すること自体がおそらく何十年ぶり、歳のせいかもしれませんが、大変なことなんですね。
その翌日。
再び、金環蝕観察グッズの登場です。

カメラとレンズ+フィルターは前回と同じですが、日食観察グラスは、双眼鏡の前に固定してみました。
またまた非常階段に出て、朝7:19。

予報通り雲に隠れています。
7:49。出てきました。

左側に黒い点。
金星ってこんなに大きかったのですね。
通常我々が見ている輝く金星はほぼ半月(半金?)程度までですから、実力はその倍、全てが光れば相当明るくなるんでしょうね。
8:14。通勤前に眺められるのはこのくらいが限界。

ところで、金星の太陽面通過ですが、考えてみると、水星の太陽面通過のほうが多いはず。
調べてみました。金星は1世紀にせいぜい1回か2回ですが、13回か14回の割合で起こるそうです。
前回が2006年で次回が2016年。
それはいいとして、これは当然とも言えるのかもしれませんが、どちらも起きる日がほぼ決まっているんだそうです。
金星の場合は6月7日頃と12月9日頃。
水星は、5月10日頃か11月10日頃なんだそうです。これは面白い。
要は地球の公転面と内惑星の公転面が、同一ではなく、傾いているため、太陽を中心にして考えると、両者が同一面上に来るのが年に二回だけ、だからなんですね。
新月の時に毎回日食が起きず、満月がいつも月食にならないのと同じ理由ですが、惑星同士だから、太陽暦に同期するわけです。

ちょっとトリミングしてみました。

ケブラーは1631年の金星の太陽面通過を予想したそうです。徳川秀忠が死去する前の年ですよ。すごいですね。
ところで今回制作した、日食メガネを装着した双眼鏡。裸眼+日食メガネでは殆ど見えないだろうと思って作ったのですが、

完全に失敗、全く見えませんでした。
双眼鏡でF値が落ちることを計算に入れていませんでした。
もともと裸眼に悪い影響が出ないようギリギリに計算されて作られている製品。
安い双眼鏡ですから、これだけでもおそらくF16相当以上、かなり光量が減衰しているはずですね。見えるはずがないんです。
また一つ良い経験をさせてもらいました。