Category: カメラ
クラシックカメラマン110
久しぶりに、ライカのカメラを紹介します。
1933年発売の、Leica Ⅲ。

初めてカメラ前面にスローシャッターノブが追加されたモデル、3と言う数字がライカのフラッグシップになった最初のカメラです。
合衆国では、F型、日本国内では、DⅢと呼ばれるのが普通です。
下は、以前紹介している、DⅡ。スローシャッターノブがありません。
カメラボディの両側に、ストラップを取り付けるアイレットが付いたのも、DⅢが最初のようです。

この個体は、1939年製。Ⅲ型としては最終年。すでにⅢaや、Ⅲbが発売されていました。

シャイニークロームと呼ばれる美しいボディ。
シャッターコントロールノブの部分だけ、地の真鍮が見えていますが、とても72歳のご老体には見えません。

ライカを使うということになれば、私も当然M3以降のモデルを選択しますが、器械としての美しさ、手のひらの上で弄ぶ楽しさは、バルナックライカに勝るものではありませんね。

このスタイルのデジカメがあったら、それも楽しいですね。(註:あるにはある)
革装も新品のように美しいままです。

1939年、昭和14年といえば、欧州で第二次世界大戦が始まり、極東でもノモンハン事件が勃発、20世紀の暗い時代でした。
それ以来、このカメラは一体どこにいて、何を見てきたのでしょうか。

名機Ⅲcが発売されたのは、翌1940年。重ねて見ました。
上がⅢc、下がⅢ(DⅢ)です。

それまでの板金加工ボディから、初めてダイキャストボディになったのですね、鋳型を造ったわけです。
レンズ周りにエプロンと呼ばれる、金属むき出しの部分が見られるようになります。
エプロンは、このあと全てのバルナックライカ、M3,M2,M1まで続くことになりますが、M4で再び消滅します。
うちにある最新のライカレンジファインダーモデル、M6との2ショット。ちょうど孫ぐらいになりますか。

原子爆弾や、ジェットエンジンが開発されつつあった時代の、素晴らしい器械なんです。
LeicaのIndexです。
DⅡ Ⅲc Ⅱf Ⅲf M3 Ⅲg Ⅰg M2 Leicaflex M4 SL SL MOT CL M5 R3 SL2 MOT M4-2 M4-P R4 R5 R6 M6 D-LUX3 D-LUX4
1933年発売の、Leica Ⅲ。

初めてカメラ前面にスローシャッターノブが追加されたモデル、3と言う数字がライカのフラッグシップになった最初のカメラです。
合衆国では、F型、日本国内では、DⅢと呼ばれるのが普通です。
下は、以前紹介している、DⅡ。スローシャッターノブがありません。
カメラボディの両側に、ストラップを取り付けるアイレットが付いたのも、DⅢが最初のようです。

この個体は、1939年製。Ⅲ型としては最終年。すでにⅢaや、Ⅲbが発売されていました。

シャイニークロームと呼ばれる美しいボディ。
シャッターコントロールノブの部分だけ、地の真鍮が見えていますが、とても72歳のご老体には見えません。

ライカを使うということになれば、私も当然M3以降のモデルを選択しますが、器械としての美しさ、手のひらの上で弄ぶ楽しさは、バルナックライカに勝るものではありませんね。

このスタイルのデジカメがあったら、それも楽しいですね。(註:あるにはある)
革装も新品のように美しいままです。

1939年、昭和14年といえば、欧州で第二次世界大戦が始まり、極東でもノモンハン事件が勃発、20世紀の暗い時代でした。
それ以来、このカメラは一体どこにいて、何を見てきたのでしょうか。

名機Ⅲcが発売されたのは、翌1940年。重ねて見ました。
上がⅢc、下がⅢ(DⅢ)です。

それまでの板金加工ボディから、初めてダイキャストボディになったのですね、鋳型を造ったわけです。
レンズ周りにエプロンと呼ばれる、金属むき出しの部分が見られるようになります。
エプロンは、このあと全てのバルナックライカ、M3,M2,M1まで続くことになりますが、M4で再び消滅します。
うちにある最新のライカレンジファインダーモデル、M6との2ショット。ちょうど孫ぐらいになりますか。

原子爆弾や、ジェットエンジンが開発されつつあった時代の、素晴らしい器械なんです。
LeicaのIndexです。
DⅡ Ⅲc Ⅱf Ⅲf M3 Ⅲg Ⅰg M2 Leicaflex M4 SL SL MOT CL M5 R3 SL2 MOT M4-2 M4-P R4 R5 R6 M6 D-LUX3 D-LUX4
テーマ : ライカ・マウント・レンズ ジャンル : 写真