Category: 空花鳥風月雲
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さて、石巻にはハリストス教会や石ノ森萬画館、日和山公園など未踏の行ってみたい場所がたくさんあるのですが、この日はその中でも一番行きたかった此処に寄ってみることにしたのでした。

旧北上川。
石巻市街地を流れる街のシンボルのような川ですね。
今でも毎年のように周辺に浸水の被害を及ぼす、憎っくき川でもあります。

此処にこんな水門があるんです。街の北部かな。

石井閘門。明治13年に完成した、日本最古の単純合掌扉を持つレンガ・石造り閘門だそうです。以下の地図や一部画像、リンク先は、全て宮城県庁職員有志が製作している、貞山運河事典HPからの無断引用です。
伊達政宗の時代に始まった仙台湾沿いの運河建設、南は阿武隈川から、名取川、七北田川、松島湾、そして成瀬川に北上川まで、総称して貞山運河と言われる、国内最長の運河の北の端に当たるんです。
岩手県北から福島中通り、那須連峰のすぐ北までをつなぐ壮大な内陸水系を形造る、要の運河なんですね。

水門、メカ好きにはたまらない施設ですよね、動かして!!
世界中の水門だけを撮り続けているカメラマンもいたと思います。

仙台方面に向かってまっすぐ掘られた北上運河。

一度は歩いて、または自転車で、駄目ならスクーターに乗って、出来れば小舟で、端から端までのんびり見てみたいものです。
この話をすると、番組を作れという声がかかるのですが、地味すぎますよね。
貞山堀ウォーク&クルーズ。

カヌーを漕いでいこうというイベントも、かつて有りましたが、定期観光クルーズは存在しません。
端から端まで船に乗って、みんなで酒呑みながらのクルージング、いつか実現したいものです。サービスエリアのトイレ休憩は出来ないけどね。
ところで最初の方の画像の奥、土手の上にもっこり膨らんだもの、気になりませんでしたか?

古墳でも、塹壕(トレンチ)のあとでもありません。

FinePixのぐるっとパノラマ360モードで撮影。(クリックすると拡大します)

露出が最初に決まってしまうのが難点、コントラスト差が強い場所には向きません。
旧北上川側を拡大。

こちらがその不思議な形の建築物側です。

内部に入ってもう一回ぐるりパノラマ。

北上川・運河交流館 水の洞窟です。

モダンなデザインのベンチに座って、のんびり旧北上川を眺めることが出来ます。
戦国時代には、この地域の河川はこのように流れていたそうです。

毎年のような北上川の氾濫で、現在の米どころも、当時は遊水池状態。
壮大な治水の歴史の説明はこちらやそちらに譲りますが、現在ではこんな感じです。

今でこそ、あまり良い話題にはならない巨大建設ですが、先人たちの努力を忘れてはいけません。

そんな周辺の歴史を、館内のAV設備で勉強することが出来る、入場無料の無人施設なんです。

この日は数人の小学生が、ゲーム機で遊んでいました。

河畔では親子が凧揚げ。パンダコパンダか?

長閑な石巻でした。

旧北上川。
石巻市街地を流れる街のシンボルのような川ですね。
今でも毎年のように周辺に浸水の被害を及ぼす、憎っくき川でもあります。

此処にこんな水門があるんです。街の北部かな。

石井閘門。明治13年に完成した、日本最古の単純合掌扉を持つレンガ・石造り閘門だそうです。以下の地図や一部画像、リンク先は、全て宮城県庁職員有志が製作している、貞山運河事典HPからの無断引用です。
伊達政宗の時代に始まった仙台湾沿いの運河建設、南は阿武隈川から、名取川、七北田川、松島湾、そして成瀬川に北上川まで、総称して貞山運河と言われる、国内最長の運河の北の端に当たるんです。
岩手県北から福島中通り、那須連峰のすぐ北までをつなぐ壮大な内陸水系を形造る、要の運河なんですね。

水門、メカ好きにはたまらない施設ですよね、動かして!!
世界中の水門だけを撮り続けているカメラマンもいたと思います。

仙台方面に向かってまっすぐ掘られた北上運河。

一度は歩いて、または自転車で、駄目ならスクーターに乗って、出来れば小舟で、端から端までのんびり見てみたいものです。
この話をすると、番組を作れという声がかかるのですが、地味すぎますよね。
貞山堀ウォーク&クルーズ。

カヌーを漕いでいこうというイベントも、かつて有りましたが、定期観光クルーズは存在しません。
端から端まで船に乗って、みんなで酒呑みながらのクルージング、いつか実現したいものです。サービスエリアのトイレ休憩は出来ないけどね。
ところで最初の方の画像の奥、土手の上にもっこり膨らんだもの、気になりませんでしたか?

古墳でも、塹壕(トレンチ)のあとでもありません。

FinePixのぐるっとパノラマ360モードで撮影。(クリックすると拡大します)

露出が最初に決まってしまうのが難点、コントラスト差が強い場所には向きません。
旧北上川側を拡大。

こちらがその不思議な形の建築物側です。

内部に入ってもう一回ぐるりパノラマ。

北上川・運河交流館 水の洞窟です。

モダンなデザインのベンチに座って、のんびり旧北上川を眺めることが出来ます。
戦国時代には、この地域の河川はこのように流れていたそうです。

毎年のような北上川の氾濫で、現在の米どころも、当時は遊水池状態。
壮大な治水の歴史の説明はこちらやそちらに譲りますが、現在ではこんな感じです。

今でこそ、あまり良い話題にはならない巨大建設ですが、先人たちの努力を忘れてはいけません。

そんな周辺の歴史を、館内のAV設備で勉強することが出来る、入場無料の無人施設なんです。

この日は数人の小学生が、ゲーム機で遊んでいました。

河畔では親子が凧揚げ。パンダコパンダか?

長閑な石巻でした。
テーマ : 新・東北(トーホグ)紀行 ジャンル : 地域情報