Category: Car & Bike
ノスタルジコ・ジァッポーネ
就職して最初の2年は実家があった北烏山から電車を3系統乗り継ぎ、1時間20分かけて通勤していたのですが、3年目に独立することになり、アパートを借りた日吉から池上まで、原付バイクで通うことにしました。
当時はラッタタのCMで有名なパッソルの全盛期。
あとを追うように国産のスクーターがちょうど発売された時期でした。
HONDAはタクト、YAMAHAはベルーガと言うスクーターを出していましたが、私が買うことにしたのがこれ。

SUZUKIのジェンマというバイクです。確か二段オートマだったような気がします。
当時車は実家にしか無かったため、大活躍したのですが、半年後に海外駐在が決定。結局一年だけ乗って友人に譲りました。渋いブルーのジェンマ、カッコ良いでしょう。
場所は会社の駐輪場です。後ろに南日本放送の中継車が入庫していますが、これのデザインに時代が感じられます。ちょうど30年ぐらい前でしょうか。
ドイツ駐在時代にはバイクには乗らなかったのですが、帰国して、久が原という街に住み、またスクーターを買いました。20年近く前。
今度は、YAMAHAのジョグというスクーターです。
4-5年乗ったと思うのですが、その後雪谷に引っ越して、やっと買った車と併用していた時期、ある日突然、家の前から姿を消し、捜索を始めたら最初の角を曲がった先、家から150m程の場所で発見されました。

エンジンと後輪がありません。
閑静な住宅街でよくこんなことが出来るもんです。
お金を出して引きとってもらい、代わりに買ったのが、HONDAのディオ、三代続けてブルーですね。

こいつは大田区のナンバープレートのまま、水戸そして仙台と二度陸送されました。
そして仙台の貝ヶ森で盗難に合います。
しばらく出てこなかったというか、古いので盗難届も出さず、諦めて買ったのが、SUZUKIのストリートマジックⅡだったのです。これだけはスクーターではありませんが、オートマ。

そうしたら、ある日仙台北署から電話がかかってきたんです。「恐れ入りますが、バイク、盗難にあっていませんか?」だって。
郊外の公園かどこかで少年たちが騒いでいて、警官が何人か補導したらしいのですが、現場に残されたのがこのディオ。鍵を壊して直結して走らせていたようなんです。
そこから持ち主の捜索が始まりました。
ナンバープレートは東京都大田区のもの。そこから氏名を突き止めても、二度引っ越した私の現住所は突き止められなかったらしいんです。
自賠責の書類も常備していなかったようで、座席下にあったのは、八幡にあった本屋さんのレシート一枚。
どうも北署の担当官は、八幡を中心に私と同じ苗字の家に片っ端から連絡したらしいんです。
それでやっと貝ヶ森の私に到達。日本の警察もやるもんだなと嬉しくなりましたが、置き場所も狭いし、会社の先輩が、息子用にとディオの方を引きとってくれました。
犯人の少年の親御さんからは、北署経由で修理代を弁償しますからという話も来たような気もしますが、どうしたかはよく覚えていません。
北署の取調室みたいな部屋でで事情を聞かれ、なにやら書類にサインし、駐輪場に停めて合ったディオを引き取りましたが、走れない状態。並びにあるバイクショップで簡単な修理をしてもらった記憶があります。
そのレシートの八幡にあった本屋さんも今は木町通、うちの近所の西公園通り沿いに引っ越してきて、今も御用達なんです。
そして8年乗ったストマジを先日下取りに出し、久しぶりに買った新車のスクーターがこれなんです。

YAMAHAのビーノ、なんとワインのイタリア語訳が車名、車両に酒の名前というのは変わっています。
ストマジまでは全て空冷の2ストロークエンジンでしたが、ビーノは水冷の4ストローク、3バルブ、そしてインジェクションとまるでスポーツ車のようなスペック、だけどジェントルでのんびり走ります。

メッキパーツが多用されていてノスタルジックです。もちろんヘッドライトは丸型。

膝下のグローブボックスというか、インナーポケットがついていないんですね、ビーノ。
純正アクセサリーにも無いんです。

台湾製の部品をオークションで見つけてゲット。これの取り付けが最初の仕事でした。
木ネジ6本を新たにねじ込んで終了。あまり重いものは危険そうです。

天気の良かった昨日は市内を慣らし運転。
本当は今回もブルーかグリーンが欲しかったのですが、新車のラインアップにはありません。
ブラウンとずいぶん迷ったのですが、もらい事故を避けるために目立つ方にしたのでした。

メッキのヘッドライトカバーに写る青空が新鮮です。

ガレージにも初お目見え。
先輩の感想は、「乗ってる奴にそっくりな丸いバイクだね」。同感です。

御用達のこの店にも。
車を横付けすると、通行の邪魔になりますが、スクーターならOKですね。

瀟洒なイタリアンレストランの前で撮影しようかと思っていましたが、ここも妙に似合います。

盗まれませんように。

ところで気付いたのですが、スズキ、ヤマハ、ホンダ、スズキ、ヤマハの順に上手く並んでいますね。
当時はラッタタのCMで有名なパッソルの全盛期。
あとを追うように国産のスクーターがちょうど発売された時期でした。
HONDAはタクト、YAMAHAはベルーガと言うスクーターを出していましたが、私が買うことにしたのがこれ。

SUZUKIのジェンマというバイクです。確か二段オートマだったような気がします。
当時車は実家にしか無かったため、大活躍したのですが、半年後に海外駐在が決定。結局一年だけ乗って友人に譲りました。渋いブルーのジェンマ、カッコ良いでしょう。
場所は会社の駐輪場です。後ろに南日本放送の中継車が入庫していますが、これのデザインに時代が感じられます。ちょうど30年ぐらい前でしょうか。
ドイツ駐在時代にはバイクには乗らなかったのですが、帰国して、久が原という街に住み、またスクーターを買いました。20年近く前。
今度は、YAMAHAのジョグというスクーターです。
4-5年乗ったと思うのですが、その後雪谷に引っ越して、やっと買った車と併用していた時期、ある日突然、家の前から姿を消し、捜索を始めたら最初の角を曲がった先、家から150m程の場所で発見されました。

エンジンと後輪がありません。
閑静な住宅街でよくこんなことが出来るもんです。
お金を出して引きとってもらい、代わりに買ったのが、HONDAのディオ、三代続けてブルーですね。

こいつは大田区のナンバープレートのまま、水戸そして仙台と二度陸送されました。
そして仙台の貝ヶ森で盗難に合います。
しばらく出てこなかったというか、古いので盗難届も出さず、諦めて買ったのが、SUZUKIのストリートマジックⅡだったのです。これだけはスクーターではありませんが、オートマ。

そうしたら、ある日仙台北署から電話がかかってきたんです。「恐れ入りますが、バイク、盗難にあっていませんか?」だって。
郊外の公園かどこかで少年たちが騒いでいて、警官が何人か補導したらしいのですが、現場に残されたのがこのディオ。鍵を壊して直結して走らせていたようなんです。
そこから持ち主の捜索が始まりました。
ナンバープレートは東京都大田区のもの。そこから氏名を突き止めても、二度引っ越した私の現住所は突き止められなかったらしいんです。
自賠責の書類も常備していなかったようで、座席下にあったのは、八幡にあった本屋さんのレシート一枚。
どうも北署の担当官は、八幡を中心に私と同じ苗字の家に片っ端から連絡したらしいんです。
それでやっと貝ヶ森の私に到達。日本の警察もやるもんだなと嬉しくなりましたが、置き場所も狭いし、会社の先輩が、息子用にとディオの方を引きとってくれました。
犯人の少年の親御さんからは、北署経由で修理代を弁償しますからという話も来たような気もしますが、どうしたかはよく覚えていません。
北署の取調室みたいな部屋でで事情を聞かれ、なにやら書類にサインし、駐輪場に停めて合ったディオを引き取りましたが、走れない状態。並びにあるバイクショップで簡単な修理をしてもらった記憶があります。
そのレシートの八幡にあった本屋さんも今は木町通、うちの近所の西公園通り沿いに引っ越してきて、今も御用達なんです。
そして8年乗ったストマジを先日下取りに出し、久しぶりに買った新車のスクーターがこれなんです。

YAMAHAのビーノ、なんとワインのイタリア語訳が車名、車両に酒の名前というのは変わっています。
ストマジまでは全て空冷の2ストロークエンジンでしたが、ビーノは水冷の4ストローク、3バルブ、そしてインジェクションとまるでスポーツ車のようなスペック、だけどジェントルでのんびり走ります。

メッキパーツが多用されていてノスタルジックです。もちろんヘッドライトは丸型。

膝下のグローブボックスというか、インナーポケットがついていないんですね、ビーノ。
純正アクセサリーにも無いんです。

台湾製の部品をオークションで見つけてゲット。これの取り付けが最初の仕事でした。
木ネジ6本を新たにねじ込んで終了。あまり重いものは危険そうです。

天気の良かった昨日は市内を慣らし運転。
本当は今回もブルーかグリーンが欲しかったのですが、新車のラインアップにはありません。
ブラウンとずいぶん迷ったのですが、もらい事故を避けるために目立つ方にしたのでした。

メッキのヘッドライトカバーに写る青空が新鮮です。

ガレージにも初お目見え。
先輩の感想は、「乗ってる奴にそっくりな丸いバイクだね」。同感です。

御用達のこの店にも。
車を横付けすると、通行の邪魔になりますが、スクーターならOKですね。

瀟洒なイタリアンレストランの前で撮影しようかと思っていましたが、ここも妙に似合います。

盗まれませんように。

ところで気付いたのですが、スズキ、ヤマハ、ホンダ、スズキ、ヤマハの順に上手く並んでいますね。