Category: 美味いもん
酒蔵の街、一番の日
庄内大山の酒造りの歴史は、450年前、戦国時代に始まっているそうです。

今はデジタルテレビ鉄塔が建ち並ぶ、高館山の伏流水と庄内の良質の米から生み出される甘露。

江戸時代には天領となり、最盛期には40軒の酒蔵が、北前船で日本中に旨い酒を供給していたとか。

北の灘とも呼ばれる所以です。

さて、そんな街の年に一度のイベント、いちばん華やかな日に、私たちは毎年大山を訪問するのでした。
2007年にはたった一人で、翌年は4人で、高速バスを使って来たんです。
去年はクラブツーリズムのツアーが始まって、紹介したらなんと10人に、今年はついに16人も集まりました。
流石に16人で一緒に移動するのは大変かと予想していたのですが、今年で3回目になる3人が上手く別チームで行動してくれたので、助かりました。

まずは大好きな、栄光冨士の冨士酒造。
酒蔵の中で、出来立ての「仙流」しぼりたてその他を試飲させてくれるんです。

今年はぬる燗もありました。
馥郁とした香りと、喧騒の中に同業者。地元老舗局の庄内駐在記者兼カメラマン。テレビは違うけど、ラジオは系列。
試飲中にいきなり近寄ってきて、取材されてしまいました。
人を選べよ。
byユケユケチュウさん
一昨年にもここで取材されたんですが、その時は顔だけ。今回はインタビューされたので、精一杯お祭りの素晴らしさと、大山の酒の美味さをアピールしておきました。山形県内では放送されたかも。
裏の倉庫が即売コーナーになっています。

そこに瓶詰めマシンが1台セットしてあり、新酒を目の前で瓶詰めしてくれるのです。

お金を払って瓶を買いそれを自分で機械にセット。そうするとみるみる俺の酒が充填されるんですね。

幸せな時間。
続いて、大山の加藤嘉八郎酒造。

ここは唯一無料で、ミニ湯豆腐と酒粕焼きをふるまってくれます。

此処でも俺の酒を瓶詰め。

幸せな時間ふたたび。
冨士酒造は初めから瓶にラベルが貼ってあるけど、加藤嘉八郎酒造はあとからラベルを貼ってくれます。一関の世嬉の一と同じ。

続いて、出羽ノ雪の渡會本店。

此処がいちばん寛げる試飲場所なんです。

ほかは立ちっぱなしで、少し急き立てられるプレッシャー(普通の皆さんはそんなに何杯も呑まない)があるんですけど、此処にはストーブの周りに椅子がおいてあるし、出羽ノ雪酒造資料館が併設されているので、トイレも使いやすいし、ずっといたくなる(迷惑!!)雰囲気。只酒だし。ストーブの上では一升瓶ごと燗もしてました。

最後は、白梅の羽根田酒造。一番重雪じゃない、趣がある建物です。

実は昨年までの経験から、大好きな栄光冨士や大山と比べて、出羽ノ雪や白梅はちょっと水っぽくて、私の好みでは無かったのですが、今回味が変わってきたのに気づきました。

私が好きな酒は、辛からず甘からず、柔らかくて酸味の少ないお酒なんですが、出羽ノ雪も白梅も今年の酒はとろみが増して、私の好みに近づいてきたように感じました。
よしよし。
四時間半のフリータイムはあっという間に終了です。
第15回大山新酒・酒蔵まつり。
500円(3年前は300円)でスタンプラリー参加券を買い求め(バスツアー客は料金3980円に含まれる)、スタンプを押しながら酒蔵その他を回るのですが、今回から前売りは500円ですが、当日売りは1000円に値上げ。
さらに私たちが11時前に大山商工会議所に到着したときにはすでに当日券も売り切れ。
まあ風写隊の人数も、3年前の16倍、2年前の4倍になっているわけで、人気が出て参加者が増加しているのはやむを得ませんが、複雑です。
前売り券は鶴岡市内でしか買えないので、来年あたり、ヤフオクに出るかも。
瓶詰体験の四合瓶も出したら高く売れるかな。絶対売らないけど。

今はデジタルテレビ鉄塔が建ち並ぶ、高館山の伏流水と庄内の良質の米から生み出される甘露。

江戸時代には天領となり、最盛期には40軒の酒蔵が、北前船で日本中に旨い酒を供給していたとか。

北の灘とも呼ばれる所以です。

さて、そんな街の年に一度のイベント、いちばん華やかな日に、私たちは毎年大山を訪問するのでした。
2007年にはたった一人で、翌年は4人で、高速バスを使って来たんです。
去年はクラブツーリズムのツアーが始まって、紹介したらなんと10人に、今年はついに16人も集まりました。
流石に16人で一緒に移動するのは大変かと予想していたのですが、今年で3回目になる3人が上手く別チームで行動してくれたので、助かりました。

まずは大好きな、栄光冨士の冨士酒造。
酒蔵の中で、出来立ての「仙流」しぼりたてその他を試飲させてくれるんです。

今年はぬる燗もありました。
馥郁とした香りと、喧騒の中に同業者。地元老舗局の庄内駐在記者兼カメラマン。テレビは違うけど、ラジオは系列。
試飲中にいきなり近寄ってきて、取材されてしまいました。
人を選べよ。

一昨年にもここで取材されたんですが、その時は顔だけ。今回はインタビューされたので、精一杯お祭りの素晴らしさと、大山の酒の美味さをアピールしておきました。山形県内では放送されたかも。
裏の倉庫が即売コーナーになっています。

そこに瓶詰めマシンが1台セットしてあり、新酒を目の前で瓶詰めしてくれるのです。

お金を払って瓶を買いそれを自分で機械にセット。そうするとみるみる俺の酒が充填されるんですね。

幸せな時間。
続いて、大山の加藤嘉八郎酒造。

ここは唯一無料で、ミニ湯豆腐と酒粕焼きをふるまってくれます。

此処でも俺の酒を瓶詰め。

幸せな時間ふたたび。
冨士酒造は初めから瓶にラベルが貼ってあるけど、加藤嘉八郎酒造はあとからラベルを貼ってくれます。一関の世嬉の一と同じ。

続いて、出羽ノ雪の渡會本店。

此処がいちばん寛げる試飲場所なんです。

ほかは立ちっぱなしで、少し急き立てられるプレッシャー(普通の皆さんはそんなに何杯も呑まない)があるんですけど、此処にはストーブの周りに椅子がおいてあるし、出羽ノ雪酒造資料館が併設されているので、トイレも使いやすいし、ずっといたくなる(迷惑!!)雰囲気。只酒だし。ストーブの上では一升瓶ごと燗もしてました。

最後は、白梅の羽根田酒造。一番重雪じゃない、趣がある建物です。

実は昨年までの経験から、大好きな栄光冨士や大山と比べて、出羽ノ雪や白梅はちょっと水っぽくて、私の好みでは無かったのですが、今回味が変わってきたのに気づきました。

私が好きな酒は、辛からず甘からず、柔らかくて酸味の少ないお酒なんですが、出羽ノ雪も白梅も今年の酒はとろみが増して、私の好みに近づいてきたように感じました。
よしよし。
四時間半のフリータイムはあっという間に終了です。
第15回大山新酒・酒蔵まつり。
500円(3年前は300円)でスタンプラリー参加券を買い求め(バスツアー客は料金3980円に含まれる)、スタンプを押しながら酒蔵その他を回るのですが、今回から前売りは500円ですが、当日売りは1000円に値上げ。
さらに私たちが11時前に大山商工会議所に到着したときにはすでに当日券も売り切れ。
まあ風写隊の人数も、3年前の16倍、2年前の4倍になっているわけで、人気が出て参加者が増加しているのはやむを得ませんが、複雑です。
前売り券は鶴岡市内でしか買えないので、来年あたり、ヤフオクに出るかも。
瓶詰体験の四合瓶も出したら高く売れるかな。絶対売らないけど。